読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

MENU

就活生が財務諸表の読み方を学ぶべき3つの理由

【スポンサーリンク】

f:id:job-hunting-buddha:20160924234503p:plain

 

みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

今回は就活生が財務諸表の読み方を学ぶべき理由と、財務諸表についての簡単な説明を行う。財務諸表と聞くと、難しそうなイメージを持つかもしれないが、慣れれば難しいことはない。というか、就活生が企業研究の足しにするレベルなら、誰でもすぐに読めるようになる。それでいて、読めるようになった時のメリットは非常に大きいのだ。御託はこの辺にして、さっそく本題に入ろう。

 

就活生が財務諸表の読み方を学ぶべき3つの理由

  • 会社の経営を見る目が変わる
  • 経営がヤバい会社を見分けられる
  • 就活中は財務諸表を学ぶ絶好のチャンスである

 

では、一つひとつ見ていこう。

 

会社の経営を見る目が変わる

まず、財務諸表とは、会社が決算の時に公表する資料であり、

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書

の3つが主要な構成要素だ。

 

財務諸表とは、株主、取引先、客といった会社の利害関係者に対して、「うちは今こういう経営状況です」と説明するための資料である。決算に関する用語・データというのは、経営の世界の共通言語である。

 

したがって、財務諸表を自力で読むことが出来れば、自分で会社の状況を客観的に判断できるようになるのだ。説明会では社員が調子いいことを言ったり、採用ホームページにはさも素晴らしい会社であるかのような書き方をしているが、「ホンマかいな」と自分で客観的なデータを使って検証できるのだ。

 

さらに、日経新聞やビジネス誌の記事を正確に理解できるようになる。これらも決算に関する基礎知識を前提としている。「日経新聞を読んでるけど、イマイチ理解できん」という人は、野球のルールを知らないままプロ野球の記事を読んでいるようなもんだ。そりゃ理解に限界があるに決まってる。

 

たとえば、筆者は以前「伊藤忠商事がグラウカスという会社に決算の問題点を指摘された件」を記事にしたが、財務諸表の読み方を知らなければ、このニュースの意味がわからないだろうし、ひいては商社の経営に関する話も大して理解できない。

 

財務諸表をそこそこ読めるようになれば、業界研究で並の就活生と差を付けられる。今まで以上に企業の決算やビジネスのニュースがわかれば、より一層勉強する気が湧いてくるはずだ。そうなればさらに勉強して知識が得られる…こうして好循環を続けていれば、自ずと内定に近づくことは間違いない。

 

経営がヤバい会社を見分けられる

財務諸表は経営状況を定量的に表すのだから、当然経営がヤバいことも一目瞭然となる(それを誤魔化すのがいわゆる不正会計とか粉飾決算である)。

 

「三菱商事も三井物産も大赤字だったらしいじゃん。ヤバくね?」

「東芝は大企業だし、絶対安泰っしょ」

 

ポンコツ就活生たちからはこういった声が聞こえてきそうだが、財務諸表の知識があれば「アホかこいつら」と一蹴できる。

 

三菱商事や三井物産が15年度決算で赤字となったのは、資源価格の下落により減損を出したからだ。本業がボロボロになった訳ではない。

 

東芝の自己資本比率は数パーセントになるという報道があったにもかかわらず、2015年の夏のインターンには大勢の学生が来ていたそうだ。製造業なら自己資本比率20%以上は欲しい。まあ、理系院生なんて大半は勉強しか出来ないお子ちゃまに過ぎないから、何のことだが理解してなかったのでしょう。

 

とまあこんな感じで、就活生の情報交換なんて、ワイドショーで見た芸能ネタをくっちゃべってるオバチャンの井戸端会議レベルの生産性である。

 

こんな幼稚なレベルから卒業して、日経新聞やビジネス誌と同じレベルで会社の安全性を議論できるようになれ。そうすれば口コミや噂に流されるのではなく、潰れそうな会社を正しく避けることが出来る。

 

就活中は財務諸表を学ぶ絶好のチャンスである

会社に入ったら財務諸表(簿記・会計)の勉強をすることになる人は多い。どこの会社でも経理に配属されたら勉強しないといけないだろうし、商社マンなら子会社の経営に関与する訳だ。金融関係は言わずもがなであろう。

 

もちろんそんなプロのレベルに達するには相当な勉強が必要なのだが、ゼロからスタートするのと、基本を知っているというアドバンテージ有りで始めるのでは負担が違う。

 

就活中は嫌でもニュースを見て、企業研究をするのだから、自ずと財務諸表の読み方の実践訓練が出来る。就活の役に立つだけでなく、将来への投資となるのだ。こんな素晴らしいチャンスなのにトライしない人はいないはずだ。

 

財務諸表の勉強への入り口

財務諸表には

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書

という3つの主要な構成要素があると述べた。次回以降に一つひとつ詳しく見ていくとして、ここではそれぞれどんな役割なのか軽く説明しておこう。

 

貸借対照表

貸借対照表はバランスシートとも呼ばれる。貸借対照表は、決算日時点での会社の資産や負債の状況をまとめたものだ。もう少し簡単に言うと、会社がどんな資産(現金・株・土地・建物・機械など)を持っているかと、それらを買うのにどうやって金を調達したのかを表す。この表からは会社の安全性がわかる。

 

損益計算書

損益計算書は、ある期間の会社の収支を表す。どれだけ売り上げがあって、費用はどのくらいかかり、最終的にどれだけ儲かったか(損したか)をまとめてある。見ての通り、損益計算書からは会社の収益性がわかる

 

キャッシュフロー計算書

読んで字の如く、キャッシュ(現金)のフロー(流れ)をまとめた表だ。ビジネスの世界では、取引が成立した瞬間に決済まで終わらせているとは限らない。クレジットカードで買い物して、翌月に金が引き落とされるのと同じイメージだ。

 

しかし、会社経営では現ナマは非常に重要なのである。借金が返せなくなったら会社は倒産するからだ。という訳で、損益計算書で計上した利益からはわからない、実際の金の流れをまとめたのがキャッシュフロー計算書だ。また、この表からは会社の将来性もわかる。

 

最後に

今回の内容をまとめておこう。

【就活生が財務諸表を学ぶべき理由3点】

  • 会社の経営を見る目が変わる
  • 経営がヤバい会社を見分けられる
  • 就活中は財務諸表を学ぶ絶好のチャンスである

 

【財務諸表の構成要素3点】

  • 貸借対照表…会社の資産や負債の状況を表し、安全性がわかる
  • 損益計算書…会社の収支を表し、儲ける力がわかる
  • キャッシュフロー計算書…現ナマの流れと将来性がわかる

 

財務諸表講座はこちらから

就活生のための10分財務諸表講座①~損益計算書とは

就活生のための10分財務諸表講座②~貸借対照表(バランスシート)とは 

就活生のための10分財務諸表講座③~キャッシュフロー計算書とは

ニュースの意味が2倍わかるようになる決算の重要な用語【手軽に勉強したい人にはこっちがおすすめ】

 

あなたへのおすすめ記事

Unistyleなどの就活コラムを使った賢い業界研究のやり方

就活生向け業界研究・企業研究のやり方【改良版】

企業研究 カテゴリーの記事一覧 

ニュースを読んだだけで思考停止している就活生へ。日銀政策決定会合について解説

メガバンク・地銀・証券志望の就活生へ。金融エリートの没落 

記事一覧