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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

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「差別化」という概念についてちゃんと教えない日本の教育って酷くない?

就活情報-自己分析 就活情報 就活情報-就活生へのメッセージ

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

最近は選考対策の記事ばかりで、コラム系の記事を書いていなかった。それじゃあ筆者らしさで差別化が出来んということで、久しぶりに色々語る。今回は差別化の話だが、“差別化”って何だろう?

 

差別化とは「他者に対して有利なポジションを築くために意味のある違いを打ち出すこと」である(コトバンクの定義を基に筆者が少し編集)。ビジネスの記事を読んだり、GDで話すときによく出会う言葉だが、自分の実務による経験則で差別化という概念を理解できている人は少ないと思う。それに、他者と差別化するには確固たる自分の資産が必要という考えが抜けてて、単に違いを出せばいいと思ってる人も多そうだ。

 

という訳で、今回は以前にリリースしたマーケティングの記事、自分の中に資産を持てという記事の内容をまとめつつ、差別化と自己分析について語る。

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今回のトピック

  • 言葉の定義や簡単な復習
  • 普通に生きてたら差別化が必要な局面に出会わない?
  • 自己分析に活かすポイント

 

 

言葉の定義や簡単な復習

差別化とは

改めてコトバンクの定義を引用しておこう。

 

差別化とは競合他社に対して自社のポジションを確立するために意味のある違いを打ち出す活動のことをいう。

 

差別化のイメージをつかむために、マーケティングの記事で述べた例を再び紹介しよう。以下の売り文句で差別化が出来ているだろうか?

 

オレンジジュースは体にいい!毎日1杯のABCオレンジジュース!

 

これだと、ABCを他社の名前に変えても成立してしまう。つまりオレンジジュース間では差別化が出来ていない(コーラと比べたら差別化出来ているけど)。一方、以下のようにすると差別化が出来ている。

 

ビタミンC含有量ナンバーワン!毎日1杯のABCオレンジジュース!

 

これなら自社の独自性が発揮されている。

 

強みは顧客の視点から定義されなければならない

上記の差別化の定義で“意味のある違い”と書いてあったのに気付いただろうか?何でもかんでも他と違っていたら差別化出来ているという訳ではないのだ。

 

さっきのオレンジジュースの例だと、健康志向のお客さん相手なら差別化出来たことになる。甘いジュースなら何でもいいという層の客なら、ビタミンの多さは意味のある違いではないし、強みとならない。

 

もう少し掘り下げよう。各自で新幹線の強みを考えて欲しい。そしてそれはどんな顧客にとって魅力的だろうか?

 

 

 

 

答えは色々あるだろうけど、

  1. 遅延がほとんど無い
  2. 快適
  3. アクセスがいい

あたりが代表的かな。

 

このうち、①②は高品質に慣れた日本人相手だと強みになるが、少々の遅れやサービスの悪さを気にしない外国人には意味がないかもしれない。③については、時間がある学生だと、帰省する際に多少不便でもLCCや夜行バスを選ぶ人もおり、彼らにとってはアクセスの良さは魅力ではないかもしれない。

 

強みの源泉となる資産が重要

強みを生み出すには、何らかの資産が要る。如何に優良な資産を持って継続的に強みを生み出すかが重要なのだが、“差別化”と聞くと違いを出すことばかりに意識が行ってないかい?PRの戦略も大事だけど、本質的には強みを生み出す資産が重要だ。

 

上記の例で言うと、ビタミンたっぷりのオレンジジュースの場合は、他社が真似できない独自の製法や、優良なオレンジの調達先が資産である。

 

新幹線なら、鍛え上げたスタッフ、独自の車両開発技術、文字通り立地の良い駅という固定資産が資産である。

 

これから自分個人を差別化する話をするのだが、ここでも資産がとても重要になる。これだけ繰り返したら頭に入ってきたかな。

 

ちょっと余談

せっかくだからもう少し語ろう。早く本題に移りたい人は飛ばしてもらって構わない。

 

まず、ブランドも資産である。例えば新幹線の安全性は誰もが信頼しているはずだ。もし「チャイナ高速鉄道」なる新幹線みたいな電車が出てきたとして、乗りたいと思うだろうか?技術評価試験上は新幹線と同じ安全性だと発表されてても、それだけで新幹線と同じ評価を受けて売れるとは限らない。

 

また、強みを生み出す資産が無いと行きつく先は価格競争である。価格を強みにするとしても、誰も真似できない調達手段や合理的な在庫管理といった資産が無ければ、削るのは人件費しかない。つまりブラック化である。この辺は以下の記事で詳しく書いたので、興味のある人は読んで頂きたい。

ゴッド・オブ・激務高給のキーエンスを考察してブラック企業の秘密を徹底解説

 

余談終わり。

 

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普通に生きてたら差別化が必要な局面に出会わない?

さて、いよいよ自分を差別化するという話だが、タイトルで述べた通り、普通に生きてきたら差別化の概念や、資産が必要という考え方に至らないと思う。それなのに急に就活になって「他の就活生と差別化しろ」とか言われるから大半の人は困るんだと思う

 

受験は差別化する必要性ゼロ

受験勉強に差別化なんて概念は要らない。当たり前のことだ。評価は点数だけだから。勉強法で他人に差をつけることはもちろんあるんだが、人の3倍勉強したって、半分しか勉強しなくたって、結果は点数による合否のみだ。

 

恋愛は?

誰もが認める高嶺の花を競争して勝ち取ったり、略奪愛を成就させた経験のある人、あるいは百戦錬磨のナンパ師()なら差別化という概念を肌感覚で持っているかも。

 

ただ、普通に恋愛して付き合ってきただけの人なら差別化なんて考えたことないのでは?クリロナと付き合ってるなら「あなたは世界最高の男!」と言っても間違いじゃないけど、一般人の恋人なんて「あなたは私が出会った中でかなりいい方の人」くらいでしょ?似たような異性なんて日本人だけで探したって何百人もいるはずだけど、今回の人生でたまたま出会ってくっついただけだし。パラレルワールドや、生まれ変わった世界では全然違う人とくっ付いてるはず(笑)。

 

筆者が言いたいのは皮肉や嫌味じゃなくて、普通の恋愛では本気で差別化を図った結果付き合えたって訳じゃないし、“あなた”という存在そのものや、一緒に長く過ごした時間によって差別化されてるだけだよねってこと。

 

もともと特別なOnly one

いやいや、あなたは特別だ。というか、誰もが特別だ。そこが一番大切なんだよ。うむ、ゆとり全開の我々世代は学校で習ったでしょう。あのキチガイ染みたお歌とともに(笑)。

 

「ナンバーワンにならなくてもいい」とか、「もともと特別なOnly one」とかアホ言って、差別化についてロクに教育しないまま社会に放り出し、就活になった途端に「ESではあなたの強みが伝わるような差別化を図りましょう」だなんてヒドイ話だ。

 

ゆとり自慢の総合学習()で自由にやってきたからオリジナリティを出して差別化するのは得意…なんてことはない。

 

単に人と違うことをやってもダメで、“意味のある違い”を作る必要があるし、それには自分だけの資産が必要である。こんなこと学校では教えてくれなかった。

 

筆者は半年以上ブログ運営を続けてきた中で、今回述べたような見解に至った。それ以前はこんなこと全く考えたことも無かった。幸いブログは上手くいっているが、次に何かを新しく始めるときは、自分にそこで戦える資産があるのか、資産が無いならどうやって獲得していくか考えなくてはならない。

 

起業家というと斬新なアイディアを持った人というイメージがあるかもしれないが、最初はアイディア勝負でも、長く戦っていくには揺るぎない資産を作らないといけないはずだ。世界で戦える人材を育てるだの、起業家を増やすだの言うなら、小さい時からこういった感覚を経験的に身に付けさせる必要があるのではと思う次第である。

 

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自己分析に活かすポイント

さて、色々煽るけど解決策を示すのが当ブログの差別化ポイントだ(笑)。という訳で、最後に自己分析のアドバイスを述べる。

 

差別化経験のある人もいる

普通に生きてたら差別化なんて意識してこなかっただろうと言ったが、部活でレギュラー争いをしたことがある人、バイトで常連顧客を勝ち取るほど頑張った人などは差別化経験があるかもしれない。そういう人は、当時はあまり意識してなかったかもしれないが、無意識のうちに試行錯誤してきたことを思い出して欲しい。

 

どこで違いを出そうとして、そのためにどんな資産を磨いてきたのかなど、しっかり過去の取り組みを整理しよう。そしてその経験を就活へ応用しよう。

 

自分の資産を探せ

そんな経験が無いという人も、就活ではこれまでに培ってきた資産で強みを生み出して戦う必要がある。とりあえず闇雲に奇をてらうんじゃなくて、人との違いをもたらす自分だけの経験を掘り出そう。

 

経験自体がありふれたものでも、そこで考えたり感じたことはあなただけの資産だ。また、「資産が無い」のではなく「資産に気付いていない」人もいる。自分で大したことないと思っていても、周りの人は評価してくれていることもあるから、自己分析に行き詰ったら他の人に自分を評価してもらうのも有効だ。

 

それでも資産が無いという人は…

多くの人は「自分のしょぼい経験で戦えるんだろうか」と不安に思うはず。だが、それでも最後まで自分の資産で戦わなくてはならない。そこで、1つの強みでダメならかけ合わせろというアドバイスを贈る。

 

例えば、足が速い人がいたとする。ただ、足が速いといっても、陸上短距離で勝てる程ではないとしよう。また、彼はものごとをじっくり考察する性格も売りだとする。そんな彼は考察力を活かしてピッチャーの癖を見抜く、「走力×考察力」が売りの盗塁のスペシャリストになることで差別化が図れる。

 

これは出来過ぎのストーリーとしても、この考え方はヒントになる。1つの強みじゃアピールが弱いと思う人は、別の強みと組み合わせて独自性を出せないか検討してみよう。

 

そして最後の手段は“魅せ方”で差をつけることだ。似たような就活生同士で競うなら、上手く魅力をアピールできた方が勝つ。詳しくは以下の記事で解説したが、エピソードの表現の仕方や、ちょっとした盛りによって面接官が受け取る印象は大きく変わる。例えば上記の盗塁の例だって、普通に「盗塁が得意です」とだけ言ったって目立たないが、「走力×考察力の盗塁スペシャリスト」と言えば目を引く訳だ。

就活で0を1と言う嘘はダメだが、1を2と言う嘘はいいと思う

 

最後に

何度も繰り返したのでわかってもらえたはずだが、奇をてらって無理やり人と違うことをするのは差別化ではない。そして恒久的に強みを生み出す資産が重要だ。今回述べた考え方をもとに、薄っぺらい差別化じゃなくて、本当に意味のある自分の差別化ポイントを探して欲しい。その際に強みの掛け合わせを検討してみるのがいい。最後は魅せ方で差をつける。就活解禁以降は落ち着いて自己分析する時間も精神的余裕も確保し辛いので、早めに取り組むことをおすすめする。

 

それではこの辺で失礼する。

 

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