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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

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金融業界で消える職種と就活生向けフィンテック基礎講座

企業研究 企業研究-金融(銀行・証券・生損保)

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

大人気(?)の金融エリートの没落シリーズ最終章は「金融業界で消える職種」の解説だ。就活を始めてからまともにニュースを見てるんであれば、“フィンテック”という言葉くらいは聞いたことがあるだろう。この怪しげなフィンテックによって金融業界で不要になる職種があるというのだ。

 

皆さん就活生が「私は御社に入社後こんなお仕事をしたいです(キリッ」と言った仕事が入社数年で消えてたら悲しいでしょう?

 

「肉体労働のブルーカラーはロボットに駆逐されるやろうが、ワイらホワイトカラーで頭使う仕事は安泰やで~」なんて余裕かましてられないってわかってる?

 

という訳で今回は、どんな職種がどうして消えそうなのか解説し、フィンテックに関してもニュースを理解するための基本を紹介しよう。

 

今回のトピック

  • フィンテックとは何だ
  • 消える職種トップ6
  • ブロックチェーンとビットコインの基本

 

フィンテックとは何だ

日経新聞やらビジネス雑誌をファッションアイテムとして持ってるだけの自称意識高い就活生でなければ、フィンテックという言葉を一度は見たことがあるだろう。

 

フィンテックとはファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)を合体させた造語である。金融に関するサービスでITを活用した取り組みをザックリまとめてフィンテックと呼ぶ。

 

金融の世界は数字とデータが支配しているのだから、IT技術と親和性が高そうなのは想像に難くないだろう。既にネットバンクやら、ネットワークにつながったATMがそこら中にあるなど、ITが金融システムを支えているのだが、フィンテックはもっと革命的な取り組みを意味する。

 

フィンテックは伝統的な銀行の役割、さらには国が発行する紙幣のシステムまでひっくり返す可能性を秘めた、今最も激アツな分野の1つだ。銀行や国家という最強の既得権益層をぶっ倒すなんて中二心をくすぐられない?就活とか金融業界志望とか関係ない。誰もが今後しばらくは継続的に自学するべきである。新時代に取り残された石頭、過去の遺物、老害になりたくなければ、さあ今からフィンテックを勉強しよう。

 

とまあ、前置きが長すぎたが、フィンテックに期待される主な革新はこんなところ。

  • 銀行を通さず決済が出来るようになり、無駄に手数料をとられない
  • クラウド・ファンディングで誰もが自由にお金の貸し借りをできる
  • AI(人工知能)が投資や資産形成のアドバイスをしてくれる

 

他にも、自動で家計簿を作ってくれるソフトやら、スマホを使ってクレジットカード決済が出来るといった日常的で身近な技術もある。

 

何となく、銀行がヤバそうなのがわかってきただろうか?

では次に金融業界で消える職種を見ていこう。

 

消える職種トップ6

週刊ダイヤモンドがフィンテックベンチャーのお偉いさんに「フィンテックにより今後消えるであろう職種は何か」をアンケート調査した。その結果がこれだ。

  1. 銀行営業(個人向け)
  2. 保険外交員(生保レディ)
  3. 証券営業(個人向け)
  4. 銀行窓口業務(テラー)
  5. バックオフィス(契約書作成、コールセンター等)
  6. 融資審査担当

 

銀行営業と証券営業

客の職業、収入や資産、家族構成やらを聞いて、目指す資産運用に適した商品を提案する銀行の個人向け営業。これは過去の膨大なデータを入力すれば最適解をはじき出すAIに取って代わられるだろう。要するに金融商品なんてリスクとリターンのデータを扱ってる訳だから、コンピューターの得意分野だ。

 

証券の営業も同じ。金融商品はリターンのみが商品なのだから、愛着もクソもない。調子良いことばっかり言って大して儲からない営業員の言うこと聞くよりは、金が増えるんならAIの言うことに従うに決まってる。

 

保険外交員(生保レディ)

残念ながらこちらも人件費はバカ高くて全部保険料にのしかかってくる訳だが、しょせん生命保険も金融商品であり、リスクとリターンのデータで全て話が済む。したがって、最近は保険料を抑えたネット専業生保が伸びてるし、将来的には、年齢や職業や希望する条件を入力したら最適なプランを教えてくれるAIが台頭してくるだろう。

 

「なんか味気ない」とか「自分の人生の資産形成をAIに任せるよりは、信頼できる人間と話したい」という声は根強く残るだろうね。特に革新的技術を毛嫌いする保守的な人間や、そもそもそういった技術を理解できないジジババあたりは死ぬまで抵抗するんじゃない。ただ、全体としてはこういった営業員の数は減るし、もはや花形の職種とは言えなくなるはずだ。

 

銀行窓口業務・バックオフィス

これはフィンテックのせいとか、金融業界に限った話ではない。週刊ダイヤモンドは「みずほ銀行がソフトバンクのペッパーを一部の店に導入した」と根拠を挙げているが、それを言うなら携帯ショップの店員やらデパートの販売員にも当てはまるかな。

 

契約書作成、コールセンター等マニュアルに沿った業務がメインのバックオフィスも、業界関係なく消える可能性がある。

 

融資審査担当

企業の状況を分析して融資の判断をするお仕事って難しいから消えることはないやろうと思いきや、これまた所詮はデータを分析して予め決めた条件に応じて判断をするだけなのだから、AIの得意分野なのだ。

 

これは既に実現しつつあるのだよ。その一例が皆さんご存知のアマゾンである。アマゾン上に誰もが出店できるマーケットプレイスは知っているだろうか?アマゾンでは、アマゾンが仕入れた商品だけじゃなく、アマゾンに場所を借りた人々が売っている商品も買えるのだよ。で、人々にいわば市場を提供しているアマゾンが売り手に独自の融資をするサービスをやっている。

 

最近の例を挙げよう。エゴマ油というものがテレビで取り上げられた。それを見てブームになると予想した人が、アマゾンからお金を借りてエゴマ油を仕入れ、アマゾン上で販売したところ、バカ売れした。このアマゾンからの融資がめちゃくちゃスピーディだったため、この人はチャンスを逃がさず大儲けできたのだ。

 

ではどうやってアマゾンはこのスピーディな融資を可能にしているかというと、過去の取引のデータから信用度を分析して融資額と金利を決めるのである。自分たちの場所を貸して出店させてやってるのだから、出店者に関するデータは常に最新のものが手に入る。過去の財務諸表を使ってチンタラ分析してる銀行には出来ない芸当だ。おまけに、アマゾンが出店者に売上金を払うのだから、返済金をそこから先に引けば貸した金の回収も簡単だ。

 

アマゾンがガメツイというか凄いのは、なんと予め全部の出店者のデータを分析して、それぞれに適した融資のプランを広告のように配信してることだ。申請されてからデータを分析して融資のプランを考えていくなんてやり方は時代遅れなのだ。

 

銀行を通さず、ネットで貸し手を募るクラウドファンディングも拡大しつつあるし、資産を持っていて融資が出来るだけで特別な存在だった銀行の地位が揺らぎつつある。

 

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ブロックチェーンとビットコインの基本

ビットコインも一度くらいはニュースで見たことがあるのではないか?しかし、書いていて気付いたが、既に難しい話が多くてお腹いっぱいではなかろうか? 本格的にブロックチェーンとビットコインの話をするのはまたの機会にするとして、今回はザックリとイメージだけつかんでもらおう。

 

ビットコインとは

ビットコインとは、ブロックチェーンという技術を使った全く新しい決済システムのことだ。画期的なのは以下の点だ。

  1. 電子マネーのように使えるが、中央管理者が存在せず、参加者全員でシステムを維持する
  2. 世界中にいつでもどこでも格安の手数料で送金できるようになる

 

①についてはイメージを掴むまで筆者も苦労したのだが、ビットコインの正体は数学に裏打ちされたプログラムなのだ。電子マネーの場合、誰か管理者がいて、例えばAさんがBさんの店で買い物した場合、Aさんの口座からマイナスしてBさんの口座にプラスする。管理者がその記録を失わないようにしっかり管理しておくのが普通だ。

 

しかし、ビットコインでは参加者全員でこの送金のデータを共有する。参加者全員がネットワークでつながり、数学を用いた暗号技術とアルゴリズムによって、自律的にシステムの運用を続けられるような仕組みが可能なのだ。この仕組みこそがブロックチェーンと呼ばれる技術である。

 

では、中央管理者がいない決済手段の何が嬉しいのか。それはまさに既存の国家や金融システムという枠組みに縛られない、真に民主主義的な経済圏の誕生を可能にすることだ。ビットコインに賛同する人がいる限り、システムは永続的に機能し続けるし、誰かが意図的に破壊することも不可能なのだよ。これが何を意味するかはよく考えてみるといい。パラダイムシフトが起こる時に上手く時流に乗れれば、新たな時代の支配者になれるぞ。必死こいて就活してワンオブサラリーマンズとして一生終えるのか、一山当てて大金持ちになるのか。なんか中二臭くなってきたからこの辺で止めよう。

 

②については銀行と直結する。現在国際送金をする場合、手数料はバカみたいに高い。それがほぼゼロ円で送金できるようになる。ビットコインが日常で普通に使えるようになるか、簡単に現地通貨に替えられる環境が整えば、銀行の国際送金を行う役目は消滅する。

 

現在ビットコインは順調に普及しつつある。ネットでちょっと調べればあなたがビットコインを所有することも可能だ。もっときちんと理解したいという人はここを見てみよう。

誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性 | TechCrunch Japan

 

ブロックチェーンの大いなる可能性

何度も繰り返したから、とりあえずブロックチェーンという技術があれば自律的に決済を処理できる電子マネーが作れるということはわかってもらえただろう。

 

ここで、賢い皆さんならお気付きだろう。電子マネーの決済、すなわち口座の書き換えが出来るのなら、他のコンピューターが扱えるデータであれば何でもブロックチェーンで管理できるのではないかと。

 

その通りである。将来的には、株の売買やら不動産取引など、様々な取引データの管理にブロックチェーンの応用が期待されている。これらをスマートコントラクトと呼ぶ。民主的かつ低コストなシステムにより、世の中の経済活動の多くが管理できるようになる。ほら、新時代の幕開けが迫っているのがわかるでしょう?

 

最後に

フィンテックは筆者もまだまだ勉強中である。新たな知識を仕入れたら、復習がてら記事にする予定だ。とりあえず今回の記事で興味を持った人は、この本を読んでみるといい。ビットコインをはじめとする仮想通貨により、どのように世界が変わるのか詳しく説明されている。

 

大事なことを言い忘れたが、もちろん日本の銀行だってアホじゃないからフィンテックを取り込もうとしている。ただ、これまで国の規制のもと横並びで生きてきて、組織体制・企業文化はガチガチの古臭い日本企業な訳で、まだまだこれからの進展を注視する必要がある。というか、日本はフィンテックにおいてアメリカや中国に大分置いて行かれているので、金融志望の就活生は「俺(私)が日本のフィンテックを発展させてやる」くらいの気概を持ってほしい。

 

それではこの辺で失礼する。

 

金融エリートの没落シリーズ

メガバンク・地銀・証券志望の就活生へ。金融エリートの没落 

金融エリートの没落Part 2. 銀行の人事・出世システムについて

 

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