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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

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金融エリートの没落Part 2. 銀行の人事・出世システムについて

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

前回の記事では、銀行の主要な3つの収益源が全て機能しなくなってきたと述べた。今回は同じく週刊ダイヤモンドの『金融エリートの没落』特集から、就活生向けに銀行の人事について書かれた部分を要約してあげよう。

 

↓前回の記事。銀行志望者は絶対読め。無知なまま入社して後悔しても知らんぞ。

www.syukatsu-buddha.com

 

今回のトピック

  • 【就活生必見】旧態依然の人事・出世システム
  • Vorkersからメガバンの口コミをピックアップ

 

【就活生必見!】旧態依然の人事・出世システム

週刊ダイヤモンドの記事は別に就活生に向けて書いてる訳ではないだろうが、非常に示唆に富む社員のコメントが載っていた。いいか、インターンやOB訪問で、こういった点がどの程度本当なのかしっかり確認しろ。人事を通さず、現場の社員から生の声を聞く貴重なチャンスだぞ。絶対に無駄にするな。

 

私が三菱東京UFJ銀行を辞めた理由

20代の若手社員が、当初の予想と入社後の実態が違い過ぎて三菱東京UFJ銀行を辞めた理由を7つ挙げている。全部書いたらさすがに週刊ダイヤモンドに怒られそうなので、3つだけにしておく。

 

  • インターンで見た上司と、入社後の上司が違い過ぎ
  • 支社の営業にフィットするのはMARCH卒
  • 外銀出身者が骨休めのために邦銀に転職するという事実

 

インターンで見た上司と、入社後の上司が違い過ぎ

これ、本当に就活生に言いたいこと。インターンにせよ、座談会にしろ、就活生の前に出てくる社員は“会社大好きリア充アンド有能アンド見た目もいいエース級の社員”だと思っておけ。

 

自分ら大学生も4月のサークルの新歓を考えてみなよ。大手のテニサーなんて美人&イケメンがビラ配ってるじゃないか。まあ、普通のサークルでも「このサークル大好き!楽しい!」って思ってる奴を人前に出す訳だが、メンバー全員がそんなにキラキラしたサークルライフを満喫してるとは限らないだろう?

 

この20代の社員さんも、配属先の上司は“年収一千万を如何に守って逃げ切るか”しか考えてない人が多くて、インターンで見た素晴らしい上司とのギャップに苦しんだそうな。

 

就活中、企業はあの手この手で就活生に自分たちを良く見せようとする。座談会に出てくるキラキラ社員が某ワタミのような洗脳された社畜社員だとは言わないが、「全員があんな会社ライフを送っている」、「入社したら僕(私)もあんな風になれる」と盲目的に信じることはやめなさい。

 

インターンやOB訪問をする際にはよく周りを観察することだ。社員にも積極的に話しかけて仲良くなり、食事につれて行ってもらえ。面倒見のいい先輩なら、親身に相談に乗ってくれるし、会社の悪いところを意図的に隠したりもしないだろう。

 

結局のところ絶対的な真実は存在しないし、いくら情報を集めたって自分の将来が思い通りにコントロールできるとは限らない。しかし、自分の足と目で信頼できる人を見つけ出し、引き出した情報であれば役に立つ可能性はグンと高まる。

 

支社の営業にフィットするのはMARCH卒

銀行の人事は減点方式で、一度×が付いたら挽回は難しい。そして入社時からある程度将来の出世コースが描かれている(らしい)。で、最初に配属される支社でも既に格付けがあるそうな。「あ~俺の配属先は下位グループの支社だからもうアカンわ~」という話を同期でよくしてたとのこと。

 

冒頭の“支社の営業にフィットするのはMARCH卒”って言葉の意味は、「MARCH卒は必死こいて働かないと出世できないとわかってるから、一生懸命頑張るし、評価もされる。ぶっちゃけ支社で中小企業の相手する仕事なら彼らで十分」という意味。なかなか上から目線の発言だが、「自分高学歴なのに支社で必死こいてるMARCH卒と一緒にやってらんねー」ということだろうか。

 

外銀出身者が骨休めのために邦銀に転職するという事実

これは社員さんが友人から聞いた言葉らしい。まあ、外銀は外銀でリストラが激しいから単なる強がりの可能性も十分あるけど。

 

ちなみに、外資志望就活生は、将来“外資スパイラル”に陥らないよう気を付けよう。外資スパイラルとは、その名の通り外資系企業で働くことから抜け出せない状況を意味する。一旦外資で高給をもらって生活水準が上がると、なかなか質素な生活に戻れなくなり、結局次の転職でも高給激務の外資を選ぶ。激務続きのうちに体と精神を蝕まれ…

 

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Vorkersからメガバンクの口コミをピックアップ

またまた筆者が転職サイトVorkersの口コミから就活生向けに勝手にピックアップする企画である。毎度言ってるが、筆者のフィルターがかかってることをお忘れなく。今回はメガバンについて、“モチベーション・評価制度”と“組織体制・企業文化”から口コミを紹介する。

 

三菱東京UFJ銀行

【モチベーション】

やっぱデカい銀行だけあって、やってる仕事のレベルは高い。一流企業のすごい社員がお客さんで、いい刺激をもらえる。これは三井住友銀行もみずほも同じ。若手は下積みや雑務も多いが、社会人のスタート時に一から基本を叩き込まれるのがいいか、モタモタ下らないことをやらされて無駄と思うかは人それぞれ。

 

【評価制度】

人事と上司の権限が強い。出世コースは既に人事に描かれていたり(入社前から決められてるという意見も)、出世コースから外れたら戻れないという意見が見られた。一方で最近は実力主義を取り入れてるとの声も。結局組織がバカでかいので、完全に統一された平等な人事制度は不可能かな。

 

【組織体制・企業文化】

典型的な日本の大企業って感じ。三菱かつ歴史があって国内トップなもんだから、意思決定は遅く、上の権限が強くて風通しは良くない。ただ、社員は全体的に真面目で、トップとしての誇りを持って粛々と仕事をしている感じ。

 

三井住友銀行

【モチベーション・評価制度】

こっちは三菱東京UFJ銀行と比べて、数字を見られるという声が多かった。三菱よりは実力でのし上がれそうだが、やはり上司に気に入られるかという要素も大きい。どこの銀行でもそうだが、ミスを犯したり、一度経歴に×がつくと挽回は難しそうだ。

 

【組織体制・企業文化】

上司の権限が強いトップダウンという声の方が、実力主義というコメントより多かった。三菱東京UFJ銀行よりはるかに体育会系というコメントが多かったのも印象的。

 

みずほ銀行

【モチベーション・評価制度】

三井住友銀行ほど、数字主義だよというコメントはなかった。若手のうちは数字を出しても待遇面でそれほど差は付かないが、裏ではしっかり評価されてて、一度出世コースを外れると戻るのは難しい。上司に気に入られるのが大事というのも他と同じ。

 

【組織体制・企業文化】

基本的に典型的な昭和の日本大企業っぽい。官僚的で風通しは良いとはいえず、意思決定が遅い。ただ、文面の印象的に、三菱UFJ銀行ほどガチガチではなく、三井住友銀行ほど御上が絶対的という感じはしなかった。幾分マシということかな。体育会系という言葉の登場頻度だったり、意外とこういう文面の印象やニュアンスの違いが重要かも。

 

総括

総括すると、どの銀行でも上司と人事にどう見られるかが非常に重要であり、営業成績が良くてもボーナスで早くから大きな差が付くことはない。おまけに、一度キャリアに傷がつくと戻るのは難しい。実力主義を取り入れようとしているものの、まだまだ発展途上で、三井住友だけ少し先を行ってるかなという印象。

 

三菱商事や三井物産のコメントはもっとポジティブなものが多かったので、良い人事制度や社風の会社と比べると、やはり銀行の組織というのは褒められたものではなさそうだ。ただし、就活生のみなさんはくれぐれも筆者の見解やVorkersのコメント、ネットの噂だけを信じるのではなく、自分で得た情報をもとに判断するように。

 

それではこの辺で失礼する。

 

金融エリートの没落シリーズ 

メガバンク・地銀・証券志望の就活生へ。金融エリートの没落

金融業界で消える職種と就活生向けフィンテック基礎講座

 

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