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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

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情弱が死ぬ時代が来ると思いませんか?

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

今回はあさイチという番組を見ていて感じたことを書こう。年老いた親のお金に関する心配を特集していた訳だが、投資信託で大損こいた人の話が出てきた。証券会社の営業マンに勧められるままに契約し、よくわからんうちに大損出してたという鉄板ネタで、「そんなことも知らんのかいな」と言わざるを得ない。ねえねえ、どうしてそんなに情弱なの?

 

中には認知症の人に強引に契約させるというヤクザの詐欺に等しい行為もあるが、みんな知ってる一流金融会社の真面目そうなセールスマンが、日々普通のジジババから普通に搾取している。「証券会社 老人」とググればいくらでもこんな記事が出てくるし、ネットでも本でもこんな話は溢れていたでしょうが。

高齢者を旅行に連れ出し投資商品…遺族が証券会社と和解:朝日新聞デジタル

銀行・証券会社が、高齢者の金融資産を勝手に売買し巨額損失を与える被害が蔓延 | ビジネスジャーナル

 

という訳で、日頃から「情弱は死ぬ社会になりつつある」と思っている筆者の持論を展開しよう。

 

今回のトピック

  • アホでもいい思いを出来る時代は終わった
  • 脳が溶けるまで人生を無駄にしたことを後悔せよ
  • 生きるために勉強するべきって誰も教えてくれない
  • 投資信託について軽く解説

 

アホでもいい思いを出来る時代は終わった

戦後から高度経済成長期、バブル崩壊までは簡単に経済成長出来た。トイレを水洗にするとか、家電を充実させるとか、やるべきことは明白で、それをやれば確実に社会が豊かになった。一部の賢い人がビジョンを描いた後は大量の人力が必要だったので、アホでも仕事があった。要は簡単なことを手間さえかけてやれば皆ハッピーになれるような文明のレベルだった。

 

しかし、現在は違う。人類の文明が高度になるにつれ、当然人が学ぶべきことも高度になっているはずだ。考えてみよ、昔の電話を作るのに技術者が勉強した量と、今のスマホを作るのに必要となる知識量を。ところが、人々の知的レベルは全体として上がっている訳じゃない。上位層は賢くなってても、下の方は昔の下の方と同じレベルだ。わかりやすい例でいうと、昔は人間がやっていた仕事をロボットに置き換えたら、その仕事をしてた人はより高度な仕事に移らなければならないはずだが、そんな技能・知能がないから職を失う訳だ。

 

金融に関しても、昔は定期預金の利回りがバカ高くて誰でも簡単に金を増やせたし、バブルに上手く乗れた人は一財産築けたかもしれない。しかし、近年は様々な金融商品の開発、ネット証券の発展、情報の速度と量と質の向上など、環境は遥かに高度化・複雑化している。おまけに世界的に異例の低金利時代にある。ここでもアホが簡単にいい思いできる状況じゃないのだ。それなのに、昔の感覚&欲望丸出しの情弱が、相変わらず無知なままでもいい思いが出来るだろうと勘違いして騙されるのだ

 

脳が溶けるまで人生を無駄にしたことを後悔せよ

今日のあさイチを見ながら「お年寄りを騙すなんてヒドイ」とか「投資って怖いね」なんて言ってるオバサンらはたぶん将来騙される側の人間だ。こんな鉄板ネタを知らない時点で相当ヤバいのだが、百歩譲ってそれは仕方ないとしても、なぜ今すぐ勉強を始めない?

 

あなたが持ってるネットにつながる電話は何のためにあるの?おバカ友達とLINEでお喋りして仲良く人生を無駄にするためでしょうか?SNSで見栄張っていいねを稼ぐためでしょうか?

 

以前金融エリートの没落シリーズで紹介したけど、ゲスト出演されていた山崎元さんの本を読めば、ああいった詐欺まがいの証券マンの話は書いてあるし、お金の運用についても勉強できる。それにネットにもいくらでも情報が溢れている。

 

ちょこっとググればいい記事が見つかるし、電子書籍なりAmazonで買うなりすれば本屋に行かずとも本が手に入る。こんな素晴らしい環境にいながら、どうして情弱のままなの?

 

え?老人にそんなことは無理だって?

 

そうかもしれない。そりゃ筆者だって冷酷非情な人間ではないから、感情論的にはそういう主張もわかる。しかし他人は誰も助けてくれないのだよ。それに今の老人だって昔は若者だったじゃない。若くて柔軟な頭の時代に、酒だのキャバクラだのゴルフだの脳が溶けるまで人生を無駄にしたからそうなるのだ(女性の場合は井戸端会議、週刊誌しか読まない、ブランド買い漁りあたりか?)。

 

最近は何事も自己責任という風潮になりつつある。筆者もそれに肯定的だ。だってアホがアホのままいい思い出来る世の中じゃないし。

 

生きるために勉強するべきって誰も教えてくれない

投資信託で騙されるようなジジババというのは、金は持ってる訳だから、きっと子供たちもそれなりの大学に行かせてて、「勉強しなさい」と言ってきたはずだ。ところが上述の通り、自分が賢く生きるための勉強は一切していない訳だ。何なのこの矛盾(笑)。

 

つまるところ、彼らは“学校の勉強を頑張る→いい大学に入る→いい会社(にいる結婚相手)に寄生→一生安泰”という発想しか持ち合わせてなくて、社会が決めたレールに乗って生きていくしか出来ない奴隷だ。“社会が決めたレール”なんて言うと、「じゃあお前は起業するのか?」と極端なことを言う奴が湧いてくるが、そこまで言ってない。社会が決めたレールに乗ったからといって、運転席から離れて外も見ずに寝てたらアカンでしょうと言いたいだけだ。

 

金融の話を理解するためには、国語、社会、数学の力が必要である。曲がりなりにもこれらの科目の成績が良くて、いい大学に行けたのにもかかわらず、自分の人生で自学するのに役立てられないとは滑稽で仕方がない。

 

そういう人は「これさえやればいいんだよ」って言われないと自分では何も出来ない、やりたがらない人なのだろう。テストがあれば勉強するけど、上司に言われたら勉強するけど、自分で自分のために勉強するという発想はない。まあでも、世の中のマジョリティは常に意識高く勉強する人じゃなくて、こういう人らの方か。

 

就活生だって、「あの会社に入れば幸せになれる」って洗脳されてるから頑張ってるだけで、就活を終えた日に日経新聞を引きちぎりながら「単位揃ってるからもう大学行かなくていいぜ!卒業まで遊び倒すぜヒャッハー」と叫ぶ連中が多数派だろう。

 

学校もメディアも、「生きるために死ぬ気で勉強しなさい」って言わないのがおかしい。進撃の巨人の有名なフレーズだが、「世界は残酷」であり、自力で生きることは大変なのだ。若者が未来に希望を抱けないとか、トランプみたいな奴が出てくるとか、社会の歪にエネルギーが溜まりつつあるが、「簡単に誰もがいい思い出来る」という発想のまま「アホが死ぬ時代」を見ているからこうなるのじゃないかと思う。学校やメディアには、精神論・根性論で勉強しろって言うんじゃなくて、時代の変化をきちんと捉え、人々を啓蒙せよと言いたい。

 

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投資信託について軽く解説

すっかり投資信託の話を忘れていた。すでにヘビーな記事になってしまったから、軽く触れるだけにしておこう。

 

投資信託の何が問題なの?

専門家に怒られるのを覚悟のうえで言うと、投資信託ってのはたくさんの人から金を集めて運用し、そのリターンを山分けするシステムだ。ザックリ言うと、天才的パチプロに皆で金を託し、彼が金を増やしてくれたら山分けだというイメージだが、以下の点に注意が必要だ。

  • 入出金に手数料を取られる
  • 金を託しているだけで手数料を取られる

 

パチプロさんに「これでお願いします」とお金を渡すとき、「やっぱ別のことにお金使うから返して」って言うとき、そして何よりお金を託している期間はずっと手数料を取られるのだ。この手数料はパチプロさん(証券会社)にとってはノーリスクで確実に入る金。もちろんパチンコで勝つか負けるかのリスクは客が負う。という訳で、投資信託の元本割れ(パチプロが負ける)リスクはもちろんだが、知らぬ間にコツコツ金を削られているのが問題なのだ。

 

金を託していることに対する手数料を信託報酬という。たとえば運用で年に3%しか増えないのに、手数料で2%も取られたら馬鹿らしいでしょう?さっき紹介した山崎さんをはじめ、色んな所で証券会社が取る信託報酬が高すぎると言われている。

 

加えて、入出金の手数料も馬鹿らしい。「ご契約されたブラジルに投資するファンドですが、ちょっとブラジル経済が減速気味で損が出てしまいました。でも代わりにインドが伸びています。こっちのファンドに変えませんか?」などと証券マンが言葉巧みに誘導し、資金を移させる度にこそっと金を抜く。

 

「ふしぎなポケット」

まど・みちお作詞/渡辺茂作曲

 

ポケットのなかにはビスケットがひとつ

ポケットをたたくとビスケットはふたつ

 

もひとつたたくとビスケットはみっつ

たたいてみるたびビスケットはふえる

 

そんなふしぎなポケットがほしい

 

まさに金持ちジジババは証券会社の不思議なポケット。叩いてみるたび手数料が増える♪

 

結論を言うと、投資信託で問題なのは信託報酬が高すぎることと、証券マンのせいで無駄に売買してしまうことだ。山崎さんの本で詳しく解説されているから読んでみよ。

 

チンパンジーに投資させた方がマシ

投資信託には、ブラジルやインドのような途上国の債券、株式、金や原油のようなコモディティーなどあらゆる投資先が揃っている。しかし、結局は将来何が高くなるかなんて予想できない。ブラジルだってBRICsとして注目されてて、ワールドカップや五輪まで開かれたのにあのザマだ(さらに外貨建てだと為替の問題もある)。

 

ところが、この記事の後半で紹介したように、世界全体で見れば確実に経済成長しており、世界全体に満遍なく投資していれば長期的に十分儲かる計算だ。だから大人しくそういうファンドに金を入れて、黙って待ってましょうやという手法がインデックス投資だ。一方、一山当てれそうな所を探して大きなリターンを狙うスタイルをアクティブ運用という。

 

投資するなら絶対に読むべきバイブルともいえる『ウォール街のランダム・ウォーカー』は、「ファンドマネジャーなんて負けてばっかだし、チンパンジーにダーツ投げさせて当たった銘柄買うのと結果は変わらんさ」と切り捨て、インデックス投資を勧めている。

 

総括すると、あなたが途上国やらコモディティーといったどうしても投資したい対象があるなら、手数料や元本割れのリスクを十分に検討したうえで好きに投資すればいい。投資信託にはあらゆるバリエーションが揃っている(いい投資先は極めて珍しいが)。「銀行の鼻くそみたいな利息なんてイヤ、でも大きなリスクはもっと無理」という人はインデックス投資を検討してみよう

 

前回の記事で今後詳しく説明すると言っておきながら、今回もまだまだ消化不良感があるのだが、長くなり過ぎるのでこの辺でストップ。

 

最後に言っておくが、脳が溶ける前の若いうちに勉強する習慣を作っておけ。今のジジババ、就活生のパパママ世代はギリギリ逃げ切れるだろうが、我々若者には何が起こるかわからない。就活では希望の会社から内定を取ることも当然大事だが、“社会に出れる自分”に成長することが大事だ。情弱のまま社会に出たら死ぬよ。

 

それではこの辺で失礼する。

 

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