読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

MENU

面接の逆質問を考えるときは「なぜその質問をするの?」と自問自答せよ

選考対策 選考対策-面接

【スポンサーリンク】

f:id:job-hunting-buddha:20170214202945p:plain

 

みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

今回は面接対策シリーズの第四弾で、逆質問について解説する。

 

面接対策シリーズ

 

面接ではほぼ確実に逆質問の時間が取られるが、何を聞いたらいいか悩んでいる人も多いはず。優秀そうな人が「俺はこんなことを聞いてる」と発言しているのを真似する訳にもいかないし、たまに社会人の人が「~を聞いてくる学生がいるけど、あんま意味ないと思うよ」と言ってるのを聞いて不安を感じたり…。

 

今回記事を書くにあたり、「逆質問」とか「逆質問 就活」と検索してみたが、くだらない記事しかヒットしなかった。どれも一番大事な点が抜けているという印象だ。

 

もっとも大事な点とは

 

「なんでそれ聞いたの?」と切り返されても即座に質問の理由・意義を答えられるか

 

という点である。スパッと論理的な回答が出来るなら、質問の意義が相手に伝わっているはず。

 

逆質問を考える際は「なぜそれを聞くのか?」とよく考え、さらにそこから深堀していくことで、下らない質問や漠然とした質問にならないようにしよう。今回は以下のようなテーマでダメな質問の例と改善策を述べていく。

 

今回のトピック

  • 自分で調べられないの?それ、ここで聞くこと?
  • それ聞いてどうするの?
  • 聞く相手を間違ってない?

 

忙しい人向けまとめ

  • 自分で調べればわかることを聞くのはNG
  • IRの知識をひけらかすのが目的になってはいけない
  • IRで仕入れた知識をベースに現場の様子を聞く
  • 入社後を見据えた積極性が伝わる質問にするといい
  • ざっくりしてる質問は具体的な聞き方に変える
  • 若手、ベテランで聞く質問を変える

 

自分で調べられないの?それ、ここで聞くこと?

極めて初歩的なことだが、

  • ニュース、決算情報を見てればわかること
  • ホームページに書いてあること
  • 説明会で言っていること

なんかを聞くのはアホだ。

 

逆質問を考える際に「なんでそれ聞くの?」と一瞬立ち止まって考えれば、「そもそも今調べたらわかるんじゃね?」と気付けるはず。自分で調べられることを先に調べた上で、行き詰った所を質問にするといい。

 

例えば銀行の面接において「御社のフィンテックに対する取り組みを教えてください」なんて聞くのはダメ。ホームページやアニュアルレポートに書いてたり、ビジネス誌で取り上げられているので自分で答えが出る。しかし、「社内でフィンテックに対する捉え方は変わってきていますか?」とか「フィンテックに関係する仕事をする人の割合は増えそうですか?」くらいまで掘り下げた質問なら、社員と直接話せる場で聞く意義がある(もっとも、相手の“社員”によって質問を変えるべきなのだが、それは後述)。

 

また、待遇について面接の逆質問で聞くのも避けた方がいい。こちらは質問する意義は大いにある大事なことだが、面接で聞くのは場違いだ。OB訪問や座談会で聞いておくべき。

 

それ聞いてどうするの?

「それ聞いてどうするの?」と思われる質問は大まかに以下のパターンに分類されると思う。

  1. マニアック過ぎ
  2. ざっくりし過ぎ

 

マニアック過ぎ

たまにいるイタイ就活生。ちょっと身に付けた知識をひけらかし、自分に酔いながら、マニアックなビジネスの話をドヤ顔でする奴(笑)。

 

これは「それ聞いてどうすんの?」と思われるから止めた方がいい。確かに、筆者は業界研究記事を通じて「企業研究をしっかり行ったうえで深い質問を社員にせよ」と言ってきた。また、決算関連の記事でも「最新の時事ネタを逆質問のネタにせよ」とも言ってきた。

 

矛盾するようだが、大事なことは

  • 自分が考えてきたことが伝わるように質問する
  • 次につながる何かがあると思われる質問をする

という点だ。以下具体例で説明する。

 

【例①自分の興味関心を伝えてから質問する】

以前、商社の座談会で「御社の事業でデリバティブは~」とマニアックな質問をしてる奴がいた。筆者は「変なとこほじくる奴だな」と思ってた訳だが、彼はもしかしたらゼミでデリバティブについて勉強してるのかもしれない(知らんけど)。

 

座談会では時間が無いから質問だけすればいいが、面接の逆質問では「私はゼミで○○について勉強しており、ビジネスの現場では~」と前置きを入れた方がいい。そうすれば「変なこと聞くやつ」と思われずに済む。

 

【例②自分に関係してくることを聞く】

IRを活用して踏み込んだ質問をするのは重要だが、入社後の自分にも関わりがあるようなことを聞くと、知識と意欲の両方をアピールできる。例えば、筆者の業界研究記事を読んでくれている方なら、同業他社間でけっこう営業利益率が違うことを何度も見てきたはず。ここで、「御社は同業他社と比べて営業利益率が高いですが、それを実現している現場レベルの取組、意識を教えてください」とか「御社は営業利益率に改善の余地があると思うが、現場でどういった課題があるのか」みたいな聞き方だと、入社後会社の利益に貢献しようという姿勢が伝わるはずだ。

 

他にも、「中期経営計画で~とあったが、現場では意識が変わってきているのか?」みたいな質問も面白い。例えば日立は2016年に発表した中期経営計画で「目指す姿はIoT時代のイノベーションパートナーである」と言っている。ものづくりだけをするのではなく、ITも強い日立がハードとソフトをつなぎ、客に全部まとめてサービスを提供するという大胆な方向性の変化だ。“フロント”という客に近い場所で仕事をする人員を増やすようだし、中期経営計画に沿って「新人に求められることは何か?」、「これから最も変えていくべき点は何か」などなど掘り下げて質問するといい。

 

ちょっと難しい話が続いたので、参考資料を挙げておく。

 

【IRとは】Wikipediaより)

インベスター・リレーションズ(Investor Relations、IR)とは、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動をいう。日本では「投資家向け広報」とも訳されるが、IRという頭字語も定着している。

 

日立の中期経営計画へはこちらから

IR資料室:株主・投資家向け情報:日立

 

こちらの筆者の記事でも簡単に解説してある。

就活生向けに総合電機大手3社(日立・東芝・三菱電機)の違いを比較

 

【スポンサーリンク】
 

 

【例③IR、財務諸表の知識は武器である】

先日、こんな質問を頂いた。

 

今からでも財務諸表について学ぼうと思い記事を拝見したのですが少し疑問に思う点があったので、お暇があれば答えてくださると幸いです。

 

1.財務諸表の知識は面接で役に立つのか

率直ですが、財務諸表を読めることで得した!と思えるような面接はありましたか?

エントリー前の「どこの企業にエントリーするか」というステップで必要になることはわかりますが、面接と言う場面では財務諸表から派生する内容について話すことはあるのでしょうか。

 

2.もし必要であるならどのくらい深堀が必要か

記事タイトルにも10分講座と題されている通り、多分財務諸表についての定義などを学ぶにはそれほど時間はかからないとは思います。

しかし財務諸表を読む能力だけではなくそれを活かして自分なりの考察をもって意見することが必要であるかと思います。

学生ですから社会人との考察力の差は多少なりともありますが、もしブッダさんが面接官ならどの程度考察できていれば、「あ、この子はしっかりと企業を調べてきたんだな」と思いますか。

かなりふわふわした質問ですが、よろしくお願いします。

 

質問に対する直接的な答えではないですが、この記事で書いたことを私の回答とさせてもらいます。「1.財務諸表の知識は面接で役に立つのか」について、私の場合「メチャクチャ得した」というエピソードは無いものの、「よく調べてますね」と言ってもらえたことは何度かあります。また、以前読者の方から以下のようなコメントを頂き、とても参考になるので紹介します。

 

先日、伊藤忠商事のインターンの最終面接があり、そこでブッダさんが取り上げていらっしゃった、グラウカスの空売りの話題を知っているかと尋ねられました。

 

ブッダさんの記事で学んだ知識を元に対応することが出来ましたし、何より学生の私が社会人(人事部のベテラン 40歳後半くらい?の方)と対等にこのような話題で語り合えるということに感動を覚えました。

 

面接もその甲斐あってか無事通り、インターンに参加することになりました。

本当にありがとうございました。

これからも、ブログの執筆を仕事との両立で大変でしょうが、楽しみに待っています。

 

ちなみに、その一件を伊藤忠商事ではどのように捉えているのかと尋ねたところ

あくまで人事部の方の意見にはなりますが、この一件が起きたことに対して会社自体あわてふためくとかいったことは特になかったらしいです。

しかし、この空売りにより株価が大幅とは言わずとも、確かに下がったことによって、世間からの伊藤忠商事への信頼はまだまだ薄いと痛感し、奮起するキッカケになったとポジティブに捉えていると仰っていました。

個人的には、伊藤忠商事らしく熱い考えを持っているなと感じました。

 

結局のところ、IR、財務諸表の知識は武器に過ぎないので、それを使って戦争に勝たなきゃ意味がないです。武器を所有すること、使うこと自体が目的化し、そこで満足してしまっては意味がありません

 

「財務諸表を読む能力だけではなくそれを活かして自分なりの考察をもって意見することが必要であるかと思います」という認識は仰る通りです。質問に活用する方法は、この記事で述べた点や、上述の伊藤忠の例を参考にしてください。また、日頃の積み重ねでニュースの理解度に差が付き、直接IR関連の話をしなくとも、目に見えない形でアドバンテージとなっていると思いますよ。

 

【財務諸表関連の記事】

就活生が財務諸表の読み方を学ぶべき3つの理由

就活生のための10分財務諸表講座①~損益計算書とは

就活生のための10分財務諸表講座②~貸借対照表(バランスシート)とは

就活生のための10分財務諸表講座③~キャッシュフロー計算書とは

ニュースの意味が2倍わかるようになる決算の重要な用語

 

ざっくりし過ぎ

なんか既にかなり長くなったので短めにまとめよう。

 

ざっくりし過ぎてる質問も「それ聞いてどうすんの?」と思われる。例えば

  • 仕事のやりがいは何ですか
  • 会社の雰囲気を教えてください

とか。

 

やりがいに関しては賛否両論の模様。「人それぞれだし、ざっくりし過ぎてて答え難い」という声もあれば、「社員についてサンプルを多く集めたい」という意見も。

 

筆者としては、もう少し具体的な聞き方に変えたらいいと思う。例えば「私は御社のビジネスのやりがいは~という点だと考えているが、この認識でいいか(他にあるか)?」なら、仮説を立てて自分なりに考えていることが伝わるし、「私もそれを感じることはある」「それもあると思うし、私はこんな点にやりがいを感じる」などと議論出来るだろう。また、「仕事の一番のモチベーションは何か」「一番壁を感じたのはどんなときで、どう乗り越えたか?」みたいな具体的な聞き方なら答えやすいはず。

 

会社の雰囲気については、確かに社風というものがあるのだが、デカい企業だと部署によって全然雰囲気が異なるからあまりあてにならない。それに多くの人はどこに配属になるかわからないし。面接官が自分の興味ある部署の人だったり、理系の面接で配属先を決めて受けている場合は聞いてみてもいいかも。

 

【スポンサーリンク】
 

 

聞く相手を間違ってない?

一般的に一次面接は若手の採用担当と営業の社員、二次で中堅、三次~最終では役員クラスが面接官となる。質問がよく練られており、聞く意義が十分にあったとしても、「その人にそれを聞くか?」というミスを犯すと勿体ない。

 

筆者が考えたNG例や質問例は以下の通り。

  • 人事に営業の話を聞くな
  • 若手には、社会人になって学生時代から一番変わったと思う点や、与えられている裁量について聞く
  • 役員には、伸びる社員はどんな人か、今までで一番大変だったことを聞く

 

まず、採用担当は若手のケースが多く、入社後いきなり新卒採用担当になってる人も珍しくない。こういう人はビジネスの現場経験がないので、知識は徹底的に叩き込まれているものの、個人的な経験を聞かれても困るだろう。例えば商社だと「トレーディングと投資のやりがいの違いは何か?」と言われた所で「どっちもやったことないです」となる。

 

最近は「若手のうちからガンガン仕事を任せる」と宣伝してる会社が多いので、「説明会でこう聞いたのだが、実際に任された仕事、裁量について教えてください」という質問は入社後を見据えた積極性が伝わるし、いいと思う

 

筆者は最終面接で出てくる役員クラスには必ず「伸びる社員に共通する資質」を聞いていた。長年会社にいて、多くの部下を見てきた人にしか聞けないし、積極性も伝わる。ちなみに「日々コツコツ真面目に取り組むこと」という回答が多かった。曰く、「週5日朝から晩までやっているんだから、少しの差が積もり積もって大きな差になるのだ」と。

 

また、役員クラスは相当な武勇伝を持っているはずなので、それを相手に気持ちよく話させる聞き上手になれば、いい雰囲気で面接を終わることが出来るはず。一番苦労したことを聞くのはそれが狙いだ。

 

最後に

長くなったのでポイントをまとめておこう。

  • 自分で調べればわかることを聞くのはNG
  • IRの知識をひけらかすのが目的になってはいけない
  • IRで仕入れた知識をベースに現場の様子を聞く
  • 入社後を見据えた積極性が伝わる質問にするといい
  • ざっくりしてる質問は具体的な聞き方に変える
  • 若手、ベテランで聞く質問を変える

 

それではこの辺で失礼する。

 

面接対策シリーズ

 

18卒本選考対策用まとめ

エントリーポートフォリオ戦略

就活の基本記事まとめ

理系院生の就活について圧倒的情報量の記事

大人気の業界研究記事リスト

時事ネタ収集用2016決算まとめ記事