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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

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JTBとHISの違いを比較。他の就活生に差をつけるポイントとは

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

今回は毎年就活ランキング上位に食い込むJTBとHISの違いを比較しよう。軽くググった限りでは社風や待遇に関する記事しかなく、ビジネス面の記事はなかった。これはまさに当ブログの出番である(笑)。また、筆者のような旅行業界とは真逆っぽいゴリゴリ理屈系理系男だから言える就活生へのアドバイスを書こう。

 

今回のトピック

  • ビジネス面での比較
  • 他の就活生に差をつけるポイントとは
  • 年収や残業時間をVorkersからリサーチ

 

ビジネス面での比較

まずはいつも通りセグメントを見ることで、「何をやっているか。何が強いのか」を見ていこう。HISは上場しているので投資家情報が普通に整っている一方、JTBは非上場なので決算に関するデータはさほど充実していなかった。

 

両社のセグメントを比較

【JTB】

  • 国内個人事業
  • 国内法人事業
  • グローバル事業
  • シナジー創出事業
  • サポート事業

 

【HIS】

  • 旅行事業
  • テーマパーク事業
  • ホテル事業
  • 運輸事業
  • 九州産交グループ

 

JTBとHISっていうと大学生だったら“個人旅行”を真っ先に思い浮かべるだろうが、実はその他にも色々やっている。

 

まずJTBについては法人事業が強い。法人事業とは出張・留学や語学研修・社内旅行・学会やイベントの運営などだ。グローバル事業は外国人相手のビジネスや現地旅行事業であり、日本発の海外旅行は含まれない。サポート事業とシナジー創出事業には、出版(ガイドブックの「るるぶ」ってやつ)、商事、広告といった旅行に関連した様々な事業が含まれる。

 

次にHISについてだが、テーマパーク事業とはハウステンボスとラグーナテンボスの運営である。HISがやってるって知ってた?ホテル事業では、6つのホテルを運営している。運輸事業はチャレンジングな試みで、チャーター専門のアジアアトランティックエアラインズという会社をやっている。九州産交グループとは九州でバスや不動産事業を手掛ける会社で、これを傘下に収めている。

 

JTBについて詳しく

上記のセグメント分けは決算情報に基づいたもので、2015年度のセグメント別売上高・営業利益比率は以下の通り。

 

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国内個人旅行は競争が激しいので、事業の規模は大きいものの、利益は上げにくいということが見て取れる。一方、法人事業は利益への貢献が大きい。100年を超える歴史があるJTBは法人事業では安定したシェアを築いていると考えられる。

 

JTBのホームページにある企業情報では違った切り口で事業部門ごとの数字が紹介されていた。非常にバランスの取れた構成比であることがわかる。

 

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HISについて詳しく

HISのセグメント別売上高比率を見てみると、色々やっているものの旅行が大きな割合を占める。

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アニュアルレポートには、旅行事業でB to B(つまり法人事業)に関する記述は少ない。旅行事業の内訳はわからなかったが、インバウンド(訪日外国人の取り込み)とアウトバウンド(海外発の海外旅行)の方に力を入れていくようで、まずはアジアから、そして最終的に全世界で地位を確立することを目標としている。

 

HISは立派な大企業だが、1980年創業の比較的若い会社であり、まだまだチャレンジを続けることを掲げている。上記の運輸事業に加え、ハウステンボスでは従業員がロボットである「変なホテル」という試みや、ITの活用に力を入れたり、先進的な取り組みが多い。

 

両社の比較

両社の2014年度のセグメント別売上高を比較してみよう。

 

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大学生だとHISの方が安くて馴染みがある人も多いだろうが、JTBの国内事業の売上だけでHISの全売り上げを上回ってしまう程の実力差がある。

 

次に売上高を見てみると、両社右肩上がりになっている。

 

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少子高齢化で日本人の旅行需要が自然に増えていくとは考えられないので、両社とも海外事業に積極的に乗り出している。また、東京オリンピックに向けて訪日外国人の取り込みにも力を入れている。訪日外国人に使ってもらって満足してもらえれば、彼らが別の国に旅行するときも現地に進出した系列会社を使ってもらえるはずだ。

 

純利益で見るとHISは強い。売上で2倍以上の差があるのに、純利益の差は小さい。今回はそこまで踏み込まないけど、興味がある人は損益計算書の読み方の記事を参考に考察してみてはいかが?

 

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他の就活生に差をつけるポイントとは

JTBやHISを受ける就活生は「旅行が好きだから」というのが主な理由であろう。両社とも就職ランキングで上位であることを考えると、毎年“旅行大好き&大学で遊び倒してきました”と顔に書いてるようなスイーツ女子が押し寄せているのは想像に難くない。最初の方の面接ではそんな脳ミソにお花が咲き乱れていそうな就活生が珍回答を連発してるのだろうと勝手に偏見を抱いているのだが、まあ「旅行が好きです」だけじゃアピールにならんでしょう。という訳で、筆者が考えた他の就活生に差をつけるポイントを解説する。

 

  • 旅行プラスαの経験談を語れ
  • ニュースの理解に裏打ちされたビジョンを語れ

 

旅行プラスαの経験談を語れ

JTBとHISの企業理念を見てみよう。

 

【JTB】地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する。

(出典:The JTBWay|JTBグループについて|会社情報|JTBグループサイト

 

【HIS】ツーリズムを通じて、世界の人々の見識を高め、国籍、人種、文化、宗教などを越え、世界平和・相互理解の促進に貢献する。

(出典:H.I.S. 会社情報 企業行動憲章

 

両社とも立派なビジョンを掲げており、旅行の写真でインスタやFacebookのいいね稼ぎを競ってるスイーツ女子なんてお呼びじゃない。

 

旅行や留学によって何を学んだか、何がその後の人生で変わったか、旅行でなければ学べなかったことはあるか等々自分の経験をしっかり振り返って、自分にしかない学びを説明できるようになれ。「旅行に行って楽しかったです。だから僕も旅行の仕事がしたいです」なんて小学生の絵日記みたいなことは言わないように。

 

また、自分が旅行や留学で学んだ経験から、「人に何を提供したいか」を考えろ。筆者の経験からアピールを作るとしたらこんな感じかな。

 

私は東南アジアを旅行した際に、日本企業の製品をあちこちで見かけ、日本語で客引きされたことにより経験から、まだまだ日本は世界で大きなプレゼンスを維持していると感じた。一方で日本にはない熱気で成長している東南アジア諸国に加え、旅行に来ている大量の中国人を見たことで、いつか追い抜かされる日が来るのではと感じた。私の周りでは東南アジアと聞くと治安・衛生面で旅行を避ける人が多かったが、そういったハードルを旅行会社が取り除き、誰もが手軽に安心して旅行に行けるようにしたい。そして現地の活気に触れることで「世界に負けてられない。俺たちが頑張らないと」という気概を持って帰って来て欲しい。

 

まあ、かなりクサイ発言ではあるが、日本のプレゼンスって話はプラントエンジやメーカーの面接で実際に言ってきて結構共感してもらえた。旅行で得た自分だけの気付き、そこから自分で考えた仕事への想いをしっかり語れれば差別化できるはずだ。

 

ニュースの理解に裏打ちされたビジョンを語れ

「会社でどんな事業を立案したいか」みたいな質問をされたときに、最近のトレンドを押さえた発言が出来ると差別化になる。例えば「中国人の“爆買い”がスゴイ」ということは誰でも知っているだろうが、最近は家電から化粧品のような消費財に爆買いの対象が変わりつつあるという話は知っているだろうか?(まあ爆買い自体が終わりつつあるという話もあるんだが)こういうニュースをフォローした上で、「次に売れるのは何か?マーケティングを自学して販売戦略を考えてみるか。旅行会社として爆買いをビジネスチャンスにするためどんな企業と手を組もうか」等々日頃から考えておくべきだ。

 

筆者がパッと思い付いた重要なトピックは

  • 訪日外国人
  • ICTを使ったイノベーション
  • 地方創生
  • 東京オリンピック
  • Airbnbのような新たなサービス

あたりかな。グループディスカッションで「東京オリンピックに向けて我が社がやるべき事業を考えろ」みたいなお題は出そうだし、この辺のニュースを日頃からチェックしつつ、自分で色々問題設定して考えておくとよい(ニュースを見てるだけではダメ)。

 

年収や残業時間をVorkersからリサーチ

転職サイトVorkersから残業時間と年収に関する口コミをピックアップしよう。

 

JTB

月平均残業時間:44.3時間

 

【年収に関する口コミの要約】

平社員だと300万円~400万円。順調に出世して課長クラスになると40歳ごろに800万を超えるかなという感じ。業界内ではいい方だが、サービス業なので基本的に給与は低い。仕事で旅行に行けて楽しいという人は満足してる模様。

 

HIS

月平均残業時間:53.4時間

 

【年収に関する口コミの要約】

ざっと見た感じ、新卒数年目では年収200~300万円台、もう少し上の人で400~500万円台という印象。業績に応じて給料は変わるようで、残業は多く大変そう。

 

まあ、サービス業が給料低くて大変というのは周知の事実であろう。ただ、業界による給料の違いというのは仕事の価値ではなく、ビジネスの構造の問題である。したがって、人にとやかく言われる筋合いはなく、自分が納得のいく仕事が出来ればいい。社員の話をよく聞いて、自分の望むライフスタイルを送れそうか検討せよ。

 

記事を書いてたら旅行に行きたくなってきたな…就活が終われば旅行しようと思っている就活生も多いことだろう。辛い時は楽しいことを考えて気分転換するのが大切だ。就活が終わった時の解放感は格別である。最後まで頑張ろう。

 

それではこの辺で失礼する。

 

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