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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

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金融業界(銀行・証券・生損保など)志望就活生必見!金融用語まとめ

経済・ビジネス・ニュース等の解説 経済・ビジネス・ニュース等の解説-経済講座

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みなさん、こんにちは。

ブッダです。

 

今回は金融に関する用語を簡単に解説しよう。なぜ文系就活生の間であんなにも銀行や証券、生損保がやたらと人気なのか解せないのだが、それだけ金融に関する記事は需要が多そうなので書いてみる。

 

ちなみに、金融志望者でなくともこのくらいの用語は知っておくべきだ。だって知らないとニュースが何言ってるかわからなくないか?就活に関する無駄な煽りが溢れる中で、筆者が唯一賛成なのが、「ニュースを見ろ、新聞を読め」というアドバイスだ。毎日日経新聞を読んで損する人はいない(もちろん、読んだフリしてる人は無意味だが)。

 

という訳で、全就活生必見の金融用語まとめを見ていこう。

 

【今回紹介する用語】

金融・資金の移転・リスクの移転・金融仲介機能・情報生産機能・資産変換機能・間接金融・直接金融

 

そもそも金融ってなんだ

金融とは読んで字の如く「金を融通すること」なんだが、その意味するところは“現在の金と将来の金を交換すること”である。

 

額面だけでなく、いつ使えるのかという視点で金を見れるようになれ。普通に生きていたらあんまり意識することのない考え方かもしれないが、クレジットカードでバンバン買い物する人をイメージするとわかりやすい。

 

今すぐ10万円の服が欲しいからカードで分割払いで買う。後でトータルの支払いは11万円になるが、その人にとっては今の10万円の方が後々の11万円より価値があるから、カードを使う訳だ。これも今の金と将来の金をカード会社と交換した立派な金融取引である。

 

株や国債から貸し出しまで、金融取引とは要するに、“現在の金と将来の金を交換すること”である。この感覚を持てるようになろう。

 

そして金融取引の代表的な効果としては、“資金の移転”“リスクの移転”が挙げられる。

 

資金の移転

金ってのは、欲しい時に手元に十分にあるとは限らないし、今は要らないかなって時に余ってたりするもんだ。そのギャップを金融取引で埋められるのだ。

 

例えば、さっきのクレジットカードの例だってそうだし、住宅ローンを考えるともっとわかりやすい。現金払い一括でしかマイホームを買えないとしたら、普通のサラリーマンなんて定年間近にならないと買えないでしょう?でも、子育てしてバリバリ働く30代にマイホーム買ってQOLを上げる方が幸せなのは明白だ。ということで、こんな感じで現時点で資金不足の人に対し、金を融通してやるのが資金の移転ってことだ。

 

また、これまでの例はいずれも借りる側の視点だったが、貸す側としても考えてみよう。例えば皆さんが金が余っていたら(大学生はなかなかそんなことはないが)、どうするだろうか?

 

銀行に預金というのも立派な資金の移転だ。なぜなら、銀行はその金を使って誰かにお金を貸すわけだから。もちろんこれも今の金と将来の金を交換してる訳なのだよ。だって一定期間口座に入れておいたら利子が付くわけでしょう?ただ、知っていると思うが、最近は利子率なんて雀の涙ほどである。

 

しかし、何もあなたの余剰資金を融資する先は銀行の預金だけではない。株、投資信託、債権などを買えばよい。金融業界志望者は、就職後何らかの形でこれらの金融商品に関わるのだから、自分で今から投資の体験をしてみるとよい。トヨタに行く工学部生は機械やらプログラミングやら電子工作に触れたことがあるはずなのだから、金融に行く文系就活生だって金融商品に触れてみようじゃないか。

 

リスクの移転

金を融通してやる際に、リスクも同時に移すことができる。

 

例えば、起業する若者に大富豪が1千万円貸してやる場合を考えよう。1千万円という額は大富豪にとってははした金だが、もし若者が借金として背負ってしまったら大変な金額だ。このとき、若者が起業のリスクを全て負う、つまり事業に失敗しても1千万円を全額返済しなくてはいけないとしたら、若者は起業をやめるかもしれない。一方、もし事業に成功した時に大富豪の取り分を多めに設定する代わりに、1千万円を失っても若者は返済しなくていいとしたらどうだろう?若者はリスクを気にせず起業できる訳だ。

 

このように、“今の金と将来の金と交換する約束”の設定の仕方次第で、リスクというものはいくらでも移転することが可能だ。例えば、毎月一定額払う代わりに、主人が亡くなったら生活費を払ってもらう約束(生命保険)や、為替レートの大幅な変動リスクを軽減するために、決まったレートで取引する約束など、リスクを金で評価できることは何でも金融取引に出来る。

 

金融機関の情報生産機能と資産変換機能

情報生産機能

ここまでで金融取引の概要がわかったと思うが、実際に取引を行おうとしたら、“将来の金の約束”は本当に守られるのかが気になるはずだ。持ち逃げされないかとか、損失を出さないかとか気になるわな。

 

ということで、取引する相手が信頼に足る相手かしっかり調べる必要がある。ここで、銀行・証券会社といった金融機関や格付け会社・証券取引所が人々の代わりに調べる役目を果たす。これが“情報生産機能”だ。

 

例えば、「お金が余ってるから有望な地域の中小企業に貸してやりたい」って思ったとしても、素人が会社の分析なんか出来ないし、勉強して色々探し回って調査したとしても、もらえるリターンを考えたら割に合わないでしょう?ということで、銀行が人々の代わりにプロとして融資の審査をして貸し出してる訳だ。

 

他にも、ある程度大きな会社は監査を入れないといけないとか、会社の状態が悪いと証券取引所で降格させられるとか、人々が全部自分で調べなくとも、金融取引する相手の情報を得ることが出来る仕組みがあるのだ。

 

資産変換機能と直接金融・間接金融

金融取引を実現するハードルは情報の問題だけではない。貸す側はハイリスクなのは嫌だなとか、長期で貸し出すのは嫌だなと思う人が多いだろうし、借りる側も相手にリスクを多めに負担して欲しいとか、長期で貸して欲しいと思ってる。要は互いのニーズの違いをすり合わせないといけないのだ。

 

これはリターンをいくらにするかという点で折り合いをつける。ハイリスクなら相応のハイリターンを、長期貸し出しなら金利を高めに設定するだろう。こうやって、貸し手と借り手でニーズが合致するように調整して行う金融取引が直接金融だ。会社が銀行から金を借りるとか、住宅ローンなんかがこれだ。

 

一方で、毎回こうやって互いの要求の違いをすり合わせなくとも、金融機関が間に入れば丸く収まる場合が多い。金融機関を介する金融取引が間接金融だ。例えば、人々は利子率と1000万円まで預金が守られるという約束に納得して、銀行に預金している。そして銀行がその先でどこにどんな融資をしているかはわからない。「いつでも払い戻せて、元本が保証されないと困る」って人々が多くても、銀行がそういう人のニーズに合う預金制度を提供し、集めた金で、ハイリスク・長期の資金を必要とする企業へ貸している訳だ。

 

このように、種類の違う金融商品を提供することで、ニーズのギャップを埋める機能が“資産変換機能”である。

 

最後に

長くなってきたので、今回はここまで。

 

今回の内容は以下の本を参考にした。この本ははっきり言って難しい。非常に厳密に詳しく解説しているからだ。ただ、無駄に難しいのではなくて、本当に丁寧かつ詳細な内容になっている。本気で金融を勉強したい人には絶対おすすめの一冊だ。

 

銀行の機能と金融政策を解説した金融用語シリーズ第二段はこちら

金融(銀行・証券・生損保など)志望就活生必見!金融用語まとめ2

 

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