読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

MENU

元就活生だから言える無駄のない業界研究・企業研究のやり方

【スポンサーリンク】

f:id:job-hunting-buddha:20160731230800j:plain

 

【2016年12月14日追記】

こちらの記事を大幅にアップデートした記事があります。まずはそっちの方を読んでください。

就活生向け業界研究・企業研究のやり方【改良版】

Unistyleなどの就活コラムを使った賢い業界研究のやり方

 

この記事は、ド素人の就活生が業界研究を一からスタートして、効率よく就活に役立つ知識をつける手順を説明する。

 

闇雲に採用ホームページを眺めたり、巷で売っている企業研究ノートだのテンプレートだのに安易に手を出すな。どのポイントをどういう理由で見るのかを伝えるから、しっかり自分で考えながら業界や企業を研究しろ

 

この記事で一番伝えたいメッセージはこの2つ

  • 2つの(客観的・主観的)視点で見ろ
  • 選考に関する情報は早めに集めておけ

 

2つの(客観的・主観的)視点で見ろ

一旦自分の主観的視点は置いておいて、業界を客観的に見ることから始めよう

 

とにかく君たち就活生というのは無知で、偏ったイメージ、噂、時代遅れの知識を平気で信じ続ける情弱な迷える子羊である。誰が言ったかわからない2chの就職偏差値やみん就の発言に一喜一憂し、説明会の帰りのエレベーターでは頓珍漢な発言が飛び交う(人事の懸命なプレゼンは馬の耳に念仏)。業界や企業についても、イメージや年収しか見てないのは就職ランキングを見れば一目瞭然である。

 

皮肉が長くなったが、たとえば日立製作所の売上のうち家電が占める割合はどのくらいか知っているだろうか?家電以外には何を作っているのか挙げられるか?また、トヨタ自動車は金融事業でも稼いでいることを知っているだろうか?JALとANAのどっちが売上が大きいのか?普通の人が思う以上に業界や企業には知らない一面が隠されている

 

という訳で、一旦これまでの思い込みやイメージを排除して、以下の点を客観的な知識として整理せよ。

  • 業界内で主要企業の比較
  • 業界特有の事情や仕組みを知る

 

具体的な説明はこの後で詳しく行うので、まずは業界・企業研究の全体像を先に説明してしまおう。

 

これが出来て、基礎的な知識を得られたら、主観的視点をバリバリ全開にして、どこで働きたいか考えろ。社風が合うか、企業の方針に共感できるか、自分の目指すキャリアが実現できるかなど、“自分”を主体にして考えろ。ロクな知識もない状態でいきなりこれをやると、「商社マンになって勝ち組人生だ()」みたいな典型的おバカ就活生になり、面接で全滅してから自分の愚かさに気付くのである。

 

選考に関する情報は早めに集めておけ

例年インターン参加者が内定者の大半を占める企業なのに、ぼんやりしているうちにインターンの募集が終わってしまったなんてバカなことにならぬよう、情報は早めに集めておけ。

 

具体的に以下の情報を集めろ

  • 職種と採用人数
  • 選考フロー(時期と筆記試験や面接の回数と流れ)
  • インターンの有無

 

面接解禁日より早くに選考が始まるとか、筆記試験が難しいとかわかれば早めの対策ができる。

 

【スポンサーリンク】
 

 

業界研究・企業研究のやり方

さて、全体像がわかったところで、ここからは具体的に業界研究・企業研究のやり方を説明する。

 

業界内で主要企業の比較

まず鉄板のこの本で業界内の提携関係や、日系・外資などのグループ分けをつかめ。

 

中身はこんな感じ。

f:id:job-hunting-buddha:20160731231246j:plain

 

そして主要な企業について次の点を比較しろ。

  • 売上
  • 純利益
  • 儲け方
  • 将来目指す方向

 

何でこれらを見るのかって理由はこうだ。

 

売上…ビジネスの規模であり、会社の存在感を表す。たとえ儲かっていなくとも、売上が大きいということは、みんながそこの商品やサービスを買っているということだ(例えば、Amazonは長らく儲けを犠牲にしても投資を行い、売上を拡大させてきた。まずたくさんの人に使ってもらって、ネットで買い物=Amazonという存在感を獲得した訳だ)。

 

純利益…その名の通り、企業の最終的な(持ってる子会社の株の配当やら、税金の支払いを足し引きした)儲けである。企業の利益が重要なことは自明だろうが、実は利益には他にも種類があり、それぞれに違う意味があるのだ。この辺は発展的内容なので、興味のある人は自分で勉強するとよい。ググれるよう、“営業利益”、“経常利益”というキーワードだけ挙げておく。ド素人はまずは純利益だけ見ればよい

 

儲け方…セグメントという言葉がある。事業別や、製品・サービス別、あるいは販売地域別に企業の収益を分けたものだ。セグメント別の売上や利益を見ることで、企業がどんな儲け方をしているのかわかる。例えば、冒頭で例を挙げた日立製作所には、情報・通信システム、社会・産業システム、生活・エコシステム(家電はココ)など10のセグメントがあり、生活・エコシステムの売り上げ構成比は6%に過ぎない(「日立って家電やろ?」と思っていた人は勉強不足)。また、同業他社間でセグメント別売上高を比較することで、それぞれの得意分野や業界内での棲み分けがわかる。

 

将来目指す方向…誰もが知っているような大企業であっても、ずっと同じことを同じようにやっていては生き残れない(みんな大好き総合商社だって、商社不要論とか商社冬の時代と言われたことがあったが、ビジネスモデルを変えて生き延びてきた)。また、同業他社間でも目指す方向が全く違うことがある(下記のJALとANAの記事を参照)。就活生にとっては、会社が将来目指す方向というのは入社後関係してくるのはもちろんだが、将来を見据えて採用する人材を考えているので、面接にも直結する話だ

 

これらの情報はどこから集めればいいのか?

 

企業ホームページの投資家情報(IR情報)で、業績ハイライトというページがある。売上や利益などはここでわかる。セグメント別の売上は、ホームページに載っていなければ、同じ投資家情報のページにある“アニュアルレポート”という報告書から集めればよい。会社の将来のビジョンはアニュアルレポートか、“中期経営計画”に書いてある。

 

こういったページから情報を集めて、自分でエクセルにまとめてグラフを作るとよい。実際にこれらのポイントを実行した業界・企業研究の例は下記のリンクからどうぞ。今後めんどくさがりな就活生のために、色んな業界の研究記事を書く予定だから、乞うご期待。

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

業界特有の事情や仕組みを知る

業界用語や業界の人なんて言葉があるように、業界には特有の事情や、共通のビジネスモデルがある。例えば、海運業界はめちゃくちゃ世界経済の影響を受けるとか、さっき説明した商社業界がピンチだった話とか、業界特有の事情は売上や利益だけを見ていてもなかなかわからない。

 

人事含めた社員は業界の慣習に染まり切っているので、そんな彼らの目線を合わせるためにも業界の事情は知っておけ

 

生命保険業界の事情を述べた以下の記事のような感じで、業界のことをわかっていると、他の就活生と大きな差がつけられる

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

また、メジャーな業界では勉強になる本が出ているので、一冊しっかり読めば業界の基本的な知識がつく。例えば商社なら、この本を知らない商社志望就活生は勉強不足だ。商社のビジネスモデルの過去と未来、今後の商社に期待されることなど、三菱商事のビジネスに限らず、商社全体に関することが詳しく書かれている。

 

“自分目線”での企業研究

ここまでで業界の基本がわかれば、後は自分の軸と合う会社を探すのみだ。この段階ではとにかくたくさん社員の話を聞け。

 

社員に会った時に見るべきポイントはこれらの記事で書いてある。

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

また、社員と話をしていると、自分の勘違いを修正してくれることがある。業界についてわかった気になっていても、現場社員の認識とずれていることはよくある。間違った認識は社員とじっくり話をしないとわからないが、面接でバレたら致命的なマイナス評価になる。具体的な体験談はこちらから。

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

まとめ

業界研究では、やはり自分で問題意識を持って、手を動かして調べることが重要だ。業界研究セミナーなんてのもあるが、受け身にならず、自分で先に予習しておいたり、終わってから深堀することで人と差をつけられる。

 

てか、大半の就活生なんて就活の時期まではビジネスの話も、社会の話も全く無知な“お子ちゃま”が大半なので、少し勉強すれば簡単に差をつけられる。就活始めて、周りが読んでるってだけで大慌てで日経新聞を読み始めて、3日くらい「日経読んでる俺(私)カッケ―」と悦に浸るが、わからない用語の多さに挫折して投げ出す奴が大半だ。

 

如何に楽に単位を取るか、割のいいバイトをするか、遊びまくるかばっかり考えて大学生活を送ってきた奴が大半なのに、就活の時だけ皆が真面目に勉強すると思う方が間違ってるか。

 

という訳で、ここまで読んで頂いた賢明なる勝ち組候補生ならやる気は十分にあると思うので、是非その調子で頑張って頂きたい。

 

それではこの辺で失礼する。

 

業界研究・企業研究の記事

就活生向け業界研究・企業研究のやり方【改良版】

Unistyleなどの就活コラムを使った賢い業界研究のやり方

ニュースの意味が2倍わかるようになる決算の重要な用語

企業研究 カテゴリーの記事一覧