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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

就活の本質がわからぬまま迷走して無い内定...そんな就活からの解脱を目指して

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野村総研(NRI)のロジカルシンキングセミナーを勝手にまとめ

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みなさん、こんにちは。

就活の時期になると、就活生も就活サイトも“ロジカル”だとか“論理的思考力”だとかを急に多用するようになるから不思議なものだ。

 

で、“論理的”ってどういうこと?説明できる?もちろん、何となく感覚的にはわかるが、きちんと説明は出来ない就活生も多いだろう。そのくせ“ロジック”とかカッコつけてやたらと使ってたらまるで意識高い系()じゃないか。

 

ということで、今回はNRI(野村総研)がやっているロジカルシンキングセミナーの内容を要約しつつ、“論理的”ってどういうことなのか、MECEやフレームワークについてもわかりやすく解説しよう。

 

 ※注:今回の記事には筆者の私見もだいぶ混ざっているので、全部がNRIのセミナーそのまんまではないよ。

 

論理的・ロジカルの定義はこれ

漏れなく、ダブりなく、矛盾、飛躍がないこと

 

矛盾、飛躍がない

矛盾があったら論理的でないのは、誰でもわかるわな。

 

飛躍が論理的でないは、「あの娘は僕に優しくしてくれた。きっと僕のことが好きなんだ。」みたいな明らかなケースならすぐにわかる。しかし、「やっぱグローバルな環境で働きたい。だから商社志望」ってのも、第三者からしたら飛躍してるからな。

 

こういう飛躍はESや面接で就活生が度々やらかしている。聞いてる方からしたら話のスタートからゴールの間で何ステップか抜けてるの。そこで「え?」ってなる。もちろん言ってる方からしたら、当たり前のことだから飛ばしてるんだろうけど、それはどんな人にとっても当たり前とは限らない。

 

さっきの例で言ったら、海運会社やINPEXみたいなとこもグローバルと言えるかもしれないし、そもそも海外で就職するって手もある。自分なりに、グローバル→商社の間をつなぐ何かがあったんだろうけど、そこをすっ飛ばしたら、聞いてる方からしたら「はぁ?」ってなるから。

 

話が進むときに漏れ、ダブりがない

これが俗にいうMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)というものだ(この英単語のうち一つでもわからないものがあった人はかなりヤバい)。我々は話を進めるときには根拠を述べたり、考えられる可能性・選択肢を示す。この際に、漏れやダブりがあると、聞いている方からすれば違和感がある

 

簡単な例を挙げてみよう。

GDのお題「新たな就活情報サービスを考えよ」

A「まず就活の情報源って何があるか洗い出そう」

B「おけ。ネットとSNSとか、日経新聞とか?」

C「セミナーもいっぱいあるじゃん」

B「じゃあ、ネット、紙媒体、イベントで分類する?」

A「俺この前OB訪問したけど、どれに入るの?」

C「うーん。社員ってのも追加する?」

B「それイベントと被るとこ出てくるよね」

ABC「…」

 

とまあ、こんな感じで、キッチリ漏れなくダブりなく分けるのは難しい。

 

絵で表すと高校のときに習った集合みたいで簡単に理解できる。

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例題として、“大学”をMECEに分類してみよう。国公立と私立、人数別、地域別等でMECEに分けれる。

 

フレームワーク

さっきの例題の“国公立と私立”みたいなMECEに分けるための視点を“切り口”というフレームワークってのは既に確立された、よく使う切り口のことだ。ビジネスの3C(Company, Competitor, Consumer)とか4P(Product, Price, Promotion, Place)は聞いたことあるはず。フレームワークを使えば議論の第一歩目を綺麗にスタートでき、迷走してグチャグチャになるのを防げる

 

例えば、うちの会社のカップ麺が売れねーぞって時に、あーだこーだ理由を考えるのではなく、3Cの切り口を使ってスタートする。Company(自社について:うちのカップ麺は旨いのか。改善点はないのか)。Competitor(競合他社:ライバルはどんな戦略なのか)。Consumer(顧客:誰をターゲットにしてるのか。健康志向の女性か?それともガッツリ食べたい若い男か?)。思いつくままに味が悪いとか、値段が高いと言い出すよりはるかに論理的に議論が出来ることがわかるだろう。

 

さすがに、長時間かけて行う外資コンサルのジョブでもなければ、普通の会社の普通の30分くらいのグループディスカッションで3Cや4Pまで持ち出す機会は少ないかも。でも、「男女別で分けてみよう」とか、「年代別で考えよう」くらいの切り口は絶対使いこなせるようになるべき

 

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ロジックツリー

ロジックツリーとは、対象をどんどん何段階もMECEに分けていって、選択肢や可能性が木みたいに分岐した状態のことを言う。下の例を見てもらうとすぐにわかる。

 

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これが出来ない就活生は本当に多い。例えば「コンビニの利益を増やせ」っていうテーマのグループディスカッションでも、いきなり「高齢者はあまりコンビニを使ってないから、そこをターゲットにしよう」とか言い出すんだよ。高校生レベルの思考力かよ。とっかかりはそれでもいいけど、最後に班の案を発表するときに、いきなりそんなこと言ったら幼稚さ丸出しだからな

 

何がいけないのかわからない人。コストを削るという手段があることを考えたか?既存客の売上を増やすという案より優れている理由は?“高齢者をターゲットにする”という案はあくまでロジックツリーの“売上を増やす→新規客”という1つの選択肢だ。たとえ良いことを言っていても、いきなりポンと出してきたら論理的な議論の結果とはみなされない。よく覚えておけ。

 

MECE、ロジックツリーの補足

同じ対象をMECEに分ける場合でも、切り口は複数ある。目的に適した切り口を選べ。例えば、コンビニの客を分けるなら、“新規と既存”、“男性と女性”なんかはいいけど、“右利きと左利き”なんて分け方しても意味がない。

 

ロジックツリーを展開するときは、同じ階層で似たようなレベルにせよ。例えば、“売上を増やす”と“人件費を減らす”じゃおかしい。

 

論理的思考力を鍛えるにはどうすればいいか

この3点を継続しろ。

  • 日頃からロジカルに考えようと心がける
  • 自分の書いた文章を振り返ってみる
  • ロジカルシンキングの本で勉強する

 

日頃からロジカルに考えようと心がける

論理的思考力をつけたければ、日頃から常にじっくり考える習慣をつけるしかない。例えば、TOEICの得点を上げる勉強法を論理的に考えてみろ。バイト先の飲食店の売上を増やす方法でもいい。とにかく日頃から常に考えておけ。

 

自分の書いた文章を振り返ってみる

以前書いた自分の文を改めて読むと、おかしな点に気付く。例えば、この夏のインターンに出したESをもう一度読んでみよう。新たな発見があるはずだ。ESの内容をチェックする方法はNRIのインターン選考体験記に書いた。詳しくはリンク先の記事を読んで欲しい。

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

ロジカルシンキングの本で勉強する

「うちの志望業界はロジカルシンキングとか言ってないし」とか「コンサル受けないし」という認識は甘い。社会人はたいてい研修でロジカルシンキング講習を受けており、普通の社員でも学生が思う以上に、論理的思考力が身についている。だから業界に関わらず、きっちり本でロジカルシンキングを勉強して社会人と同じ思考回路に近づくべきだ。本を一冊買ってしっかり勉強しておくだけで、並のボンクラ大学生達とは簡単に差がつけられる。

 

おススメの本はこれ。マッキンゼー出身の人たちが書いた本で、Amazonでも一番最初に出てくる鉄板の一冊だ。ビジネスの話題を使った例が充実しており、そのままグループディスカッション対策になる。

 

最後に

今回は就活にありがちな例を出しながら説明したから、とりあえず論理的思考の定義と実際の使い方はわかってもらえただろう。さらにグループディスカッションでロジカルシンキングを活用する方法を知りたい人は、この記事を参考にしてほしい。

 

www.syukatsu-buddha.com

 

また、MECEとロジックツリーの使い方がマスター出来れば、フェルミ推定能力が大きく向上する。なぜなら、推定の対象をMECEに分解してロジックツリーを作り、小さく構造化した要素に確実な数字を入れれば、推定の精度が高くなるからだ。フェルミ推定の記事はこちらから。

 

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

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