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就活ブッダのブログ~涅槃を目指して~

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某総合商社インターン選考体験記

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前回のNRIの記事はけっこう多くの人に見てもらえたみたいだ。やはりインターンの選考直前だと面接やGDのコツという記事よりも、実際の体験記の方が参考になるのだろうか。ということで、某総合商社インターン選考体験記をお送りする。2018卒対象の商社のインターン開催時期や日程は把握していないが、何かの参考にしてくれたら幸いである。

job-hunting-nirvana.hatenablog.com

 

概要

  • グループディスカッション形式
  • 面接はなし

 

グループディスカッション詳細

5、6人で1チーム。お題は「我が社は海外某地域において、以下のA~Cの新事業立ち上げの計画をしている。どの案がよいか班で議論し、答えを出せ」というもの。A~Cの事業の内容、投資回収までの期間、対象国の情勢などをまとめた資料が配布され、そのデータに基づき議論する。時間配分は恐らく、各自で資料の読み込みに10分ほど、議論30分ほどであった。採用担当者が各グループに1人ついて議論の様子を観察、最後に代表者がそいつに一分ほどでプレゼンする。

 

A~C案は

  • A案:インフラ事業
  • B案:穀物ビジネス
  • C案:中古車ビジネス

みたいな感じだった。

 

補足

上述の通り、面接は一切なし。志望動機や自己PRはエントリーシートの段階でしっかり見たのだろう。確かES提出者からGDに進む段階で倍率がかなり高かったと言っていた気がする。

 

グループディスカッション突破のコツとアドバイス

この手のGDに正解はない

A~C案のどれを選んだから正解ということはない。与えられる資料はあくまで仮想のデータだし、どの案も一長一短になっている。A案はハイリスクハイリターンのビジネスだとか、B案は我が社の強みが活かせるだとか、スパッと答えが出せずに議論をあれこれさせるように工夫されている。この手のGDに絶対的な正解はなく、選んだ回答に対して、どれだけ相対的な説得力を与えられるかという点が重要だ。

 

この手のGDでどこを見られているのか

この手のGDはその会社での実際の仕事内容を模している(つもりらしい)。ビジネスモデルに対する理解もさることながら、会社の中の人と思考回路が似ているかという点が重視される

 

  • 総合商社の海外新規事業投資では、どういう点が重視されるのだろうか?
  • 採用担当は就活生のどこを見ているのか?

 

この2点を考えてみよう。

 

総合商社の海外新規事業投資では、どういう点が重視されるのだろうか?

リスク管理、シナジー効果であると私は考える。

①リスク管理

多くの(無知な)就活生がイメージする総合商社の華やかなビジネスの実態は、泥臭い作業、トラブルばかりのドロドロとした汗臭い世界だ(イメージをつかみたい人は中央アジアにおける飛行機リース事業を描いたこの小説を読んでみるといい)。「海外を出張で飛び回るビジネスマンに憧れる」というおバカ丸出しの認識しかない人は落ちます。

 

途上国相手のビジネスでは想像もしないような理不尽なトラブルが頻発する(大臣クラスの人間が「昨日はこう言ったが、あれはやっぱ止めだ。」みたいなことを平気で言う)。それに対して徹底した事前の根回しによるリスク管理が総合商社の真骨頂だ。リスクを洗い出し、対処法まで考えた上でどの案を選ぶかという議論の進め方が出来ると高評価だろう。

 

②シナジー効果

総合商社の“総合”とは何でもやっているという意味だ。何でもやっているからこそ社内の様々な領域の事業を組み合わせて新たな価値を生み出せるのが総合商社の強みだ(と、本人たちは言っている。実態は…(笑))。なので、出された案だけを議論するのではなく、他のビジネスと組み合わせてトータルで価値が出せるのはどれかという視点は評価される

 

採用担当は就活生のどこを見ているのか?

上記の総合商社のビジネスモデルに対する理解度を見た上で、議論の進め方においては、協調性と、重要な局面で強いリーダーシップを発揮することが見られる。

 

どの商社もチームで仕事をするという点を強く言ってくる。確かに三井物産は強烈な個性を持った人が多いとか、丸紅は“個の強さ”を強調しているというのはあるのだが、一人でアフリカでプラントを建てられるかい?必ず外国人を含む多くの人たちと仕事をすることになるし、ゆくゆくはその中でも中心的存在になることが求められる。

 

ということで、理解度の高さで議論を引っ張りつつも全員の意見をよく聞きだし、みんなが決めきれない状況では「こっちにしよう」と強く引っ張れる人材かという点が見られるのだ。

 

「そんなスーパーマンみたいなこと出来るか!」って?残念ながらGDの倍率は5倍くらいとか言っていたので、スーパーマンでなくとも相当優秀なやつじゃないと通らないでしょう。ただ、筆者の印象としては高倍率のESを通過したとはいえ、大したことない就活生が多かった。そいつらは今回述べた重要な点なんてロクにわかってないだろうから、基本的なところをマスターしていれば大丈夫だと思う。

 

まとめ

  • 資料を読んで案を選択するタイプのGDに絶対的な正解はない。
  • その会社で仕事をする適性があるかという点を見られる。
  • 会社のビジネスモデル、社員が重視する考え方を知れ。

 

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5大商社のグループディスカッション情報

2016年7月16日追記

せっかくこの記事を最後まで読んでくれたのだから、17卒の就活における5大商社のグループディスカッション情報をお伝えしよう。

 

三菱商事:インターン、本選考ともになし。ただし、インターンはがっつりグループワークみたいだけど(これはどこの商社も一緒か)

三井物産:インターン、本選考ともにあり

住友商事:インターンの選考であり、本選考は全て面接

伊藤忠商事:インターンについては調べたがわからず。本選考ではあり。

丸紅:インターンの選考ではあり、本選考は全て面接

 

18卒の選考でどうなるかはわからないが、商社志望なら必ずグループディスカッション対策は必要だろう。商社の事業に近いテーマのグループディスカッションなら、そもそも商社のビジネスを知らないと話にならない。穀物からエネルギー開発、自動車ビジネスまで商社事業をしっかり学べる鉄板の書籍はこれ。夏休みに読んで完璧に理解しておけば他の就活生と大きな差をつけられる

 

三井物産インターンの選考を参考に、本気でグループディスカッション対策を解説した記事はこちらから。ぶっちゃけケース型のGDはこれを極めれば絶対勝てる。

三井物産インターンの次の選考はグループディスカッション?去年と似たお題ならマジ楽勝

 

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